バーシングルズでマスター池上さんが主催している謎解き『シングルズからの脱出30~白鳥家からの脱出~』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
京都アジトで『パズルルームからの脱出』の再演が決まり、『パズルルーム』が遊べるなら、行く予定のなかった『京都鉄道ミステリー』も行くかと京都の宿を抑えたら、池上さんが「シングルズからの脱出やります」とTwitterに書かれいて、しかも鶏ハムが食べられる最後の機会とのことで、京都と大阪は近所だし、これはもう足を伸ばすしかない。そう思って参加した次第です。
参加したのは12月16日(土)の3回目の回。参加者10名に、ひゃんさんが見学でいらっしゃっていました。けっこうギュウギュウ詰めでした。
さて、公演の感想。
白鳥。
と言えば、白鳥麗子。
白鳥麗子と言えば、
「オーッホッホッ」
だなあと思って参加したら、ほんとうに、オーホッホッが出てきて笑いました。
なんやかんやあって謎を解くことになるのですが、相変わらずのワード系。
そして、相変わらずの嫌な予感しかしない、でした。
いや、もう明らかに明らかなんですよ。
「え、こんな言葉、日本語にあるの?」
謎を解いた結果、そんな怪しげな言葉が出てくるのです。
しかし、
「もっと、他に良い問題と、良い答えに出来たんじゃないの?」
というツッコミは無粋です。
何故なら、きっと後で使うからです。
後で使うからこそ、無理な語句選択になってしまう。
きっと、そうなのだろう。
そう思いつつ、謎を解いていきます……。
いえ、嘘をつきました。
あんまり謎、解きませんでした。
池上さんと喋るのが楽しくて、だいたいお酒を飲みながら、最近、読んだ本について語り合っていました。
雑談していたら、
「謎、解いてよ」
と、真面目に鉛筆を握っていたぺこらさんに突付かれて、仕方なく、
「あの、Aの問題、ヒント貰えませんか?」
と、隣のひとに聞いたりしました。
池上さんのシングルズ脱出は、問題が個々に配られはしますが、参加者全員で1チームなので、ヒントや答えを共有しあっても良い。という緩い雰囲気が良いですね。
そんな感じで、あんまり謎は解かず、他の方に追従しながら進めていって、辿り着いた終盤。
え?
いやいやいや。
そんな、まさか。
いやいやいやいやいや。
うそでしょ?
え、マジなの?
わひゃー!
遊ばれていない方には、さっぱりでしょうけれども、そんな感じでございました。
いやあ、ほんとね。
こういう大謎、思いつきはするかもしれませんが、実現しようと考え、しかも実現できてしまうひとって、どれだけいるのでしょうか。
前回、『クロスワードパズルキングダムからの脱出』を遊んだときも同じようなことを考えましたが、物の弾みで思いつくかもしれないけれど、実装するには手間が掛かりすぎるから、多くのひとは見送る。そんな謎を、この世に生み出してしまう。それが池上さんだと思います。
http://www.unjyou.com/entry/2017/09/25/200000
と言うわけで、メンバーに恵まれたこともあり、ヒント請求権は使用せずにクリアできました。
また、関西方面にいる間にシングルズ脱出が開催されるときは、ふらっと参加します。