植民地戦争+αさんのゲームマーケット2017秋の新作『神倭のくに』を遊びました。
前作『~属州統治~ ローマの力』に続き、非常に完成度の高い中量級ゲームでした。
面白かったです。
メカニクス的には、ダイスとワーカープレイスメントを掛け算したもの。
ラウンドの頭にダイスを振って、出目を使ってアクションマスに自分のダイスを配置し、そうすることで固有のアクションを実行することができます。
流れ的には、初期ダイスを用いて、珠・米・鉄といった3種類の素材を集め、それら素材を消費して、振れるダイス数を増やしたり、配置できるダイス数を増やしたり、あるいは単純に勝利点を獲得したりします。
秋山が遊んだときは、インスト15分のプレイ時間20分でした。熟考するひとがいても、ワンプレイ30分くらいでしょうか。デザイン的には、シンプルにまとまっています。
慣れてきたらオプションマスを使って、実行できるアクションに変化をつけられるので、二回、三回と連続して遊んでも楽しいです。
個人的に気に入ったのは、竪穴式住居を高床式住居にレベルアップできる点でしょうか。
三角錐の木製トークンに立方体をくっつけただけではあるのですが、こういう一工夫ある立体的なコンポーネント、とても好みです。
1時間以内でインスト込みで終わるけれど、完成度の高いゲームを、ちゃんと遊びたい方にオススメです。
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前作『ローマの力』の感想も書いています。
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