アークライトより発売された『モンスターメーカー』のリメイクである『MONSTER MAKER モンスターメーカー』の感想です。
1988年と言えば、秋山は、まだ4歳です。
当時の状況はさっぱり分かりませんが、ヘクス(六角形)で埋め尽くされた盤面上に駒を置いて戦うウォーゲームが主流だった頃でしょうか。ファンタジー世界の色っぽいイラストに、短時間で終わるシンプルなルール。一世を風靡したというのも納得です。
原作は7年前に、マツダさんに遊ばせてもらったことがあります。
見返してみたらボロクソに書いていますね。まだボードゲームを知ったばかりで、狭量だったころです。
さて、30年の時を経て、今風のイラストが与えられ、デザインにも手が加えられたリメイク作、果たしてどれほどの物なのか、ドキドキしながら遊んでみましたが……、
めっちゃ面白かったです。
なんて言えば良いのですかね。
ダイスを振る快感?
ダンジョンに潜って、生還する。
原作『モンスターメーカー』のその部分にフォーカスしまくっていて、冗長さを感じる部分や、退屈になる可能性があるところが、パブリッシングのちからで完璧に制御されている印象を受けました。
これ、当時からボードゲームを遊びつづけている方にとっては、ほんとうに嬉しいリメイクなのではないでしょうか。それくらい原作を大事にしつつ、いまのプレイヤでも楽しめるような気持ちを感じました。
実は『モンスターメーカー』シリーズはいくつか持っているので、この機会に原作の方も遊んでみようかなと考え中です。遊んだら、また感想を書きますね。