2018年12月14日から28日までの2週間にわたり、東京は西荻窪にてオインクゲームズさんの個展『オインクゲームズ展』が開催されます。
開会初日、仕事帰りに訪問してきました。
会場への道のり
オインクゲームズ展の会場となったのは、JR西荻窪駅の北口から徒歩5分の距離にあるMETEORという雑貨屋さん。
Google mapを見ながら歩いていたら華麗に通り過ぎてしまい「あれ、おかしいな?」と思いながら、来た道を戻ったら、またもや通り過ぎてしまい「どういうことなの!?」と思っていたら、2階にありました。
と言うわけで、目印は酒房蔵屋さんの看板。共栄ビルに通じる階段の脇に、オインクゲームズ展のミニポスターが張られているのも分かりますね。
展示スペースの様子
こちらは8年にわたる活動を振り返る展示スペース。
『ストレイシーフ』や初代『藪の中』など、懐かしいタイトルから、最新のタイトルがリリース順に並んでいます。『エセ芸術家ヨーロッパへ行く』も箱が大きかった頃のと、小さくなってからのと両方が並んでいますね。
今でも覚えていますが、オインクゲームズさんのゲームを最初に買ったのは、2011年の初旬、すごろくやさんの店頭においてです。まだ、ルールを知らなかったので、すごろくやさん特製のDVDつき『カルカソンヌ』が欲しくて高円寺まで行ったのですが、そのときに『ストレイシーフ』と『藪の中』も買ったのです。『藪の中』は、ほんとうに面白くて、もうボロボロになるくらい遊びましたね。
今の新版は、小型になって運びやすくなっていますね。
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販売スペースの様子
販売スペースでは、オリジナルグッズや新し目のゲームが多数、販売されていました。 テーブルの手前側は、主にグッズが置いてありましたね。ゲームマーケットで見たときも、いいな! と思ったのですが、『スタータップス』からオクトコーヒーのマグカップは、コーヒーを飲むのにうってつけですね。
スペースの奥側は、主にゲームが置かれていました。
目立つように展示されているのは新作の『がんめんマン』ですね。
ほんとうに思うのは、ここ1~2年のオインクゲームズさんの新作発売ペースは、早いですね。佐々木さんご自身のナレッジが蓄積されたこともあるかもしれませんが、それ以上に、それだけ多くの時間をアナログゲームに掛けることができるようになった、という証左ではないでしょうか。
ポストカードも1枚ずつで販売されていました。
今までの作品のアートワークがデザインされています。写真を撮ったときは「ま、ポストカードはいいかなー」と思いましたが『伝説の旅団』のは、けっこうカッコいいですね。
『ナインタイル』の豪華版とも言える『木製ナインタイル』は、間に合わなかった様子で展示だけされていました。
けっこう激しくめくるゲームなので、しっかりとした木製タイルだと、がっつり掴めるのでプレイアビリティが向上していると感じました。
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オインクゲームズ展 画録
オインクゲームズ展に合わせて制作された画録を購入し、いらっしゃっていた佐々木さんにお願いしてサインをいただきました。
この手の本って、けっこう好きなんですよね。個展って、他にもいろいろ見てるひとがいて、ゆっくり見れないことが多いじゃないですか。だから、後からゆっくり振り返ることのできる本は、わりと買ってしまう方です。一般に流通せず、後から欲しくなっても入手できないケースが多いですしね。
この本の場合、作品ごとにデザイナーズノート的に佐々木さんのコメントが掲載されています。特に初期においては、批判を受けつつ試行錯誤しながら前へ進もうとしているあたりが感動的でした。
秋山も、日々反省していますが、遊び手はときに無自覚あるいは不用意に、心ない言葉を吐いてしまいがちですね。
終わりに
オインクゲームズファンの方々は、貴重な発見ができると思いますし、ここでしか購入できないレアグッズもありますので、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。12月28日までですので、お早めに。