2019年3月6日から始まった、SCRAPによる体験型謎解きゲーム『海馬コーポレーションからの挑戦状』を遊んできました。
タイトルから察せられる通り「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」とのコラボになります。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
概要
東京ミステリーサーカス、ナゾコン名古屋、大阪アジトと、SCRAPの全国3拠点で遊ぶことができる周遊型のイベントです。
MYSTERY MAIL BOX(ミステリーメールボックス)シリーズのひとつで、受付を済ますとキット一式が渡されます。キット内に含まれる謎を解くと、パスワードが導き出されるので、そのパスワードをメールボックスに打ち込むと、新たな謎が手に入るという仕組みです。
制限時間もチーム人数上限も設けられていないので、好きなタイミングで好きなように遊ぶことができるので、気楽に挑戦することができます。
ストーリー
社長・海馬瀬人のカリスマ性と圧倒的な資金力により
世界のトップ企業へと躍進した海馬コーポレーションは、
自らが開発したソリッドビジョンをさらに改良し、
街全体をソリッドビジョンで再現する「ソリッドビジョン・スフィア」を
完成させ、その最新システムのテスターを海馬コーポレーションに招集した。
「諸君にはこのソリッドビジョン・スフィアで、バトル・シティを体感してもらう!!」
海馬の号令の元、装置が起動し、周囲にバトル・シティの世界が広がる。
あなたはこの仮想空間で、テスターとしてバトル・シティのデュエルを体験することになる。
「さあデュエリストたちよ、この仮想現実のバトル・シティでデュエルキングの称号を手にするのだ!!」
https://mysterycircus.jp/events/3665
原作は、ほんとうに最序盤しか読んでおらず、デュエルモンスターズやカプセル・モンスター・チェスをちょっと知ってるくらいですが、ソリッドビジョンやバトルシティなどのキーワードが出ているということは、だいぶ終盤もしくは原作後になるのでしょうか。
感想
ストーリーからうっすらと察せられるかもしれませんが、別に、ほんとうにデュエルモンスターズを遊ぶわけではありません。
カードイラスト等は原作準拠なのでしょうが、ルールと言うか、システムは完全に改変されており、謎解き用に作られたまったく新しいカードゲームを遊ぶ感じです。
言ってみればShadowverseとのコラボであった『影に沈む世界からの脱出』に近しいかもしれません。あれも、原作ゲームのルールは度外視されていました。
展開的には、けっこう好みでした。
元々、論理パズルと言うか、文意を汲み取って、たったひとつの解に向けて可能性をしぼっていくという行為は好みなので、嬉々として遊びました。
プレイ時間は、ぴったり1時間。
途中の謎解き場面で少し苦戦しましたが、ノーヒントで閃けたときは快感でした。
3万枚限定のオベリスクの巨神兵
先着3万名なので、そうとうの数が用意されていると思いますが、クリア特典としてオベリスクの巨神兵のカードを貰いました。
裏面は青色になっていて、実際のデュエルモンスターズでは使用できないそうですが、記念として非常に良いものを貰いました。
スタッフの方から貰うときの演出も素敵で、ケースのなかに、たったひとつだけカードが収まっているのは、けっこうグッと来ますね。
オリジナルグッズ
いつもどおりSCRAPはオリジナルグッズが充実していますね。
特にデッキの収納も可能なポーチは、完売しており人気の高さが窺えます。
また、謎付きクリアファイルも、遊戯Ver.は残っているのに、海馬Ver.は売り切れていて、社長って人気なんだなあと改めて感じました。
こちらは名言缶バッジ。
遊戯と社長、良いペアです。
一緒に遊んだぺこらさんのコメント
チケットの争奪戦が大変だったね。けっこう人気があるんだね!
そうね。初日に遊ぼうと思っていたけれど、のんびりしていたらチケット完売していたしね
春休みということもあるのかな。東京ミステリーサーカスでは、学生応援キャンペーンもやってるしね
ゲームはどうだった?
カードを使って謎を解くから、実際にカードバトルしてる感じがあったよ。『遊戯王』のゲームは遊んだことがないけれど、楽しめたよ
TCGって、基本、プレイヤ同士の殴り合いと言うか、先に相手のライフをゼロにした方が勝ち! みたいなのがあるけれど、この謎解きには、そういう要素は、あんまりなかったね
終わりに
念の為、原作1巻を再読してきましたが、あまり役立ちませんでした……が! 好みの形式だったの非常に楽しめました。
遊戯王が好きな方も、論理パズルが好きな方も、単純にオベリスクの巨神兵が欲しい方も、広くオススメです。
合わせて読みたい
他にも、リアル謎解きゲームの感想を書いています。こちらは、今日現在、遊べるものだけをまとめたもの。是非、どうぞ。