雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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横浜アソビルの謎解きアトラクション『Escape from the NINE ROOMS』の感想


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 2019年3月15日、横浜中央郵便局別館をリノベーションして、複合エンターテイメント施設『アソビル』がオープンしました。
 様々な体験型施設が入っているアソビルの2階には、リアル脱出ゲームで知られるSCRAPが、横浜ヒミツキチオブスクラップと称して謎解きブースを構えており、そこで遊べるメインのアトラクションが『Escape from the NINE ROOMS』です。
 オープン初日に挑戦し、見事1発で成功しましたので、その様子をレポートします。尚、ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

概要

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 上述の通り、会場は横浜駅直結のアソビル2階です。アソビルは階ごとにコンセプトを分けており、2階は「ALE-BOX」と呼ばれており、エンターテイメント体験ができるイベントフロアとなっております。
 だいたい3分の1が、アソビルの看板コンテンツである「うんこミュージアムYOKOHAMA」、3分の1がSCRAPによる「横浜ヒミツキチオブスクラップ」、そして残り3分の1でショートフィルムギャラリーというショートフィルムが8本ほど観られる小型映画館や『えんとつ町のプベル』のVRコンテンツが視聴ブースがあります。
 そして『Escape from the NINE ROOMS』は、横浜ヒミツキチオブスクラップの代表するタイトルであり、今のところ日本全国、ここでしか遊ぶことができない謎解きです

ゲーム形式

 その名の通り、9つの連続する小部屋を、次々と脱出する謎解きで、分かりやすく言えばルーム型を9回連続で体験するというものです
 人数は1~4人で挑戦することができ、制限時間は50分です
 事前に予約チケットを購入するか、現地で当日チケットを購入し、受付を済ませます。受付票はLINEと連動しており、待ち時間が少なくなってくると受付周辺で待っていると良いでしょう。準備が整ったらスタッフに呼ばれ、ゲームの進め方やルールを教えて貰います。
 ルール説明が終わったらいよいよ1番目の部屋に入室!
 ここから先は、黙々と謎に向き合う時間です。
 難易度はじょじょに上がっていくので、できれば序盤はさくさくと進め、高難易度の部屋のために時間を残しておきたいです。その部屋の謎を解き終えると、次の部屋に進むための扉が解錠されますが、前の組が進んでいない場合は、その場で待機することになります。もちろん、待機中は制限時間のカウントダウンも止まるのでご心配なく。
 見事、9番目の部屋を脱出できれば成功。

難易度

 うっかり写真を撮り忘れましたが、受付の横にランキング形式で最短脱出時間とクリア率がパネルに書かれていました。
 おぼろげな記憶ですが、秋山が確認した時点で1位は27分ほど、2位は35分、3位は37分くらいで、クリア率は4%でした。
 と言っても、これらは日々変動しますし、複数回の挑戦が認められているイベントですので、あんまり数値は参考にならないかもしれません。

感想

 SCRAPが放つ新しいタイプのコンテンツということで、告知を聞いた瞬間に予約し、オープン初日に参加してきました。
 日本語の他、英語や中国語にも対応ということで、言語依存は少なめ、ソリッドな印象でした。また、事前に「五感を駆使しよう」と聞いていましたが、まさにそんな感じで、普段の謎解きではあまり使うことのない器官も使っていきました。
 仕事帰りだったのでスーツ姿で挑戦しましたが、6番目の部屋くらいから暑くなってきて上着を脱いだりしました。荷物も邪魔になってしまうので、クロークを利用される方は、ちょっと薄着なくらいが後々ちょうど良いかもしれません


 ぺこらさんと2人で挑戦しましたが、分量的にも空間的にもちょうどよい人数に感じました。
 多くても3名でしょうか。
 役割分担ができると良いかもしれませんね。
 最近になって分かってきたのですが、秋山はストーリーを読むちからに長けているような気がしていて、それまでの流れや全体のデザインから、謎を総合的に捉えて、エレガントな解法を導き出すのが得意なようです。
 なので同じ探索系でも、4番目の部屋は解けても、6番目の部屋や8番目の部屋は、まったく役に立たず、ぺこらさんが俊敏に動いて謎を解いていく様子を眺めているだけでした。


 8番目までの部屋は、ヒントがあるので、よっぽど察しが悪かったり、探索力が低くなければ突破できるでしょうが、9番目の部屋だけは制限時間10分かつノーヒントとなります
 たとえば、全体50分の制限時間の内、8番目の部屋を突破するのに45分かかった場合、9番目の部屋の制限時間は5分となります。逆に、8番目の部屋を突破した時点で、10分以上残していても、9番目の部屋に入った時点で残り時間は10分になってしまいます。
 さすがに最後の部屋だけあって、この部屋の難易度は格別でした。
 ちょっと諦めかけましたが、なんとか閃くことができて40分32秒で脱出成功できました。


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 外に出たら、ちょうど『Escape from the NINE ROOMS』のディレクションを務めた染川央さんが通りがかって直々に拍手をいただいて感動でした。ちなみに、この日は仙台アジトのおやかわさんもいらっしゃっていて、3年前に参加した『魔法の国からの脱出』が楽しかったですみたいな話もしました。

オリジナルグッズ

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 こちらは会場にあったグッズコーナー。
 脱出成功/失敗ステッカーや、公演パンフレット、自宅で遊べる謎解きグッズ『ROOM ZERO』などが販売されていました。無事に成功された方は、脱出成功ステッカーを購入すると記念になるかもしれません。


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 公演パンフレットは、SCRAP代表取締役社長の加藤隆生さんや、ディレクターの染川央さんのインタビューなど各部屋のデザインコンセプトなど、裏側情報が盛りだくさんでした。定番のおまけ謎もあります。
 また、パンフレット特典ダウンロード音源として、『Room No,0』が音楽配信サイトOTOTOYからダウンロードできるパスコードもありました。

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 秋山は、ええ、外れました(笑)

一緒に遊んだぺこらさんのコメント

クリアできて良かったね! それも、約10分残し。かんたんな部屋もあったし、難しい部屋もあったね。1部屋、解き終えたら「はい、次ー!」みたいな感じで、どんどん次に行くの楽しかった。謎のわんこそばだよ

どの部屋も、コンセプトが異なったから、扉を開けると、まったく違う風景が見られるのも楽しかったね

Twitterで見たけれど、前の組が解くの遅いと待ち時間も増えてしまって、時間制限それ自体は50分でも、待ち時間も含めたプレイ時間は70分以上かかってるひともいたみたい。だから、横浜ではしごをするなら、アリス先で、NINE ROOMS後の方がオススメだね

そう言えば、我々も、ちょいちょい待ったね。体感だと全体で5分から10分くらいは待たされたかも

9番目の部屋を脱出したとき、誰もいないのは、ちょっと寂しいよね。新宿のインスパイアさんだと、必ず1人はスタッフが待っていて拍手で待ち受けてくれるじゃない。あれは、ちょっと嬉しいよね

分かる。なんなら勝手に箱を開けて、勝手に記念撮影したりしたね。……染川さんが通りがかってくれて良かったよ

9番目の部屋を脱出する間際のタイミングで、スタッフさんに連絡が行くようにすればいいんだよー

終わりに

 個人的な感想を優先してしまいましたが、コンテンツとして非常に優れていると感じました
 横浜駅直結で、アソビルの2階という優れた立地に加え、いつでも少人数で遊べるアトラクション型の謎解き施設という、新たな可能性が提示されました。恋人や友達と仲良く遊びたいという方にうってつけです。
 また、英語や中国語にも対応しており、グローバルでフィジカルな能力を求められるので、あんまり謎解きが得意でない方も楽しめますし、総合的に、とても良いと感じました
 お近くに立ち寄られた際は、ちょっと様子を見てみて、面白そうであれば参加してみる、というのもありかもしれません。

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 他にも、リアル謎解きゲームの感想を書いています。こちらは、今日現在、遊べるものだけをまとめたもの。是非、どうぞ。