雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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謎解き『書店に眠る謎からの脱出』の感想

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 東京ミステリーサーカスの2階にある書店『謎専門書店 らんぷ堂』の店内で遊ぶことができる周遊型のリアル脱出ゲーム『書店に眠る謎からの脱出』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 人数や時間の制限がなく、自分のペースで遊ぶことができる周遊型の謎解きです
 東京ミステリーサーカスの2階に入っている『謎専門書店 らんぷ堂』のレジで受付を行い、謎解きキットを貰ったら、後はストーリーを読み進めながら謎を解きます。
 公式による想定所要時間は60~80分、謎解きが苦手なひと向けにヒントも充実しています。

ゲームの感想

 らんぷ堂が開店されてから東京ミステリーサーカスに行く機会がなかったので、らんぷ堂自体への訪問がはじめてだったのですが、思いの外、店内スペースは広かったです。
 2階の、おそらくバックオフィスとして利用していた空間を、すべて解放しているので、予想以上に広く、書店で呼べる空間が形成されていました。てっきり、壁面を使って、ちょっと本棚を並べている程度だと思っていました……。


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 書店としての品揃えは、エンターテイメントからミステリ、謎解きに使えそうな実用書や知識系など集中しており、東京ミステリーサーカスという空間が好きな層とのマッチしそうと感じました。
 昨今、書店の閉店が相次いでいますが、実は中央線を中心にセレクトショップや古書店は盛り上がっています。デパートのように何でも取り揃えたり、とにかく売れる本だけを無造作に置く書店は劣勢ですが、提案型の書店は生き残るどころか成功しています。
 らんぷ堂もコンセプトが明確で、手掛けた人物の強い意識を感じました


 周遊型謎解き『書店に眠る謎からの脱出』は、そんなお店で遊ぶことができる謎解きとして、背景はバッチリですし、この謎解き自体が、このお店の特色にもなっているので、相乗効果が良いなと感じました
 プレイ時間はメモを取り忘れましたが、1時間から1時間半程度だったかと。
 店内が混み合っているタイミングだと、すこし遊ぶのに難儀しますが、テキスト量が多めなので、店内で情報を収集し、必要な情報が揃ったら、天外に出てフリースペースで謎を解き進める。という感じで遊びました。
 ストーリーは馴染みやすく、謎も適度に難しく、楽しい周遊でした

終わりに

 東京ミステリーサーカスには、MYSTERY MAIL BOXシリーズをはじめ、遊びやすい謎解きが多数ありますが、『書店に眠る謎からの脱出』は特にオススメ度が高めです。
 ふだん謎解きは遊ばないけれど本好きではある、という方にも遊んでいただきたいですね。