雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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劇場版3部作『機動戦士Zガンダム』の感想(ネタバレあり)

 少し前に劇場版3部作『機動戦士ガンダム』を観ましたが、当初の予定通りその続きとなる劇場版3部作『機動戦士Zガンダム A New Translation』を観ました。
 順当にガンダム道を邁進しております!

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『Zガンダム』及び劇場版3部作とは?

 ガンダム初心者の秋山が説明するなんて、おこがましいにも程がありますが『機動戦士Zガンダム』は『機動戦士ガンダム』の続編で、1985年から1986年にかけて放送されたテレビシリーズ。劇場版3部作というのは、新作映像を追加しつつ、2005年から2006年に公開された映画用に再構成した3作品で「星を継ぐ者」「恋人たち」「星の鼓動は愛」のことです
 平たく言うと、シリーズ2作目を観ましたよ、ということです。
 ちなみに前作の感想は、下記に書いています。

3部作を観終えて感じた3つのポイント

 まずは、ありきたりかもしれませんがアニメ技術の進化を感じましたね。
 圧倒的に動きますし、キャラクタやロボット、宇宙船の動きも、変わったアングルから描かれることあって、観ていて飽きません。放送時間的にも1作あたり90分~100分と短いこともあり、テンポが良かったように感じます。
 映画化にあたり、いくつかパートを作っている様子ですが、新パートは明らかに画質もよく、そこだけ違和感がないでもなかったですが、まあ、良くなる分には問題ありません。
 ロボットの搭乗者同士が会話するところで、顔がカットインする仕組みは、臨場感があって面白いのではないでしょうか。


 物語の構造は前作『ガンダム』とは、ぜんぜん違いましたね
『Zガンダム』では主人公がアムロ・レイからカミーユ・ビダンに代替わりしており、まぁた、青少年の葛藤や成長を1から見守るのかーと冒頭こそ辟易しましたが、あくまでアムロを中心とした前作と比較して、今回は複数のキャラクタにフォーカスした群像劇になっている印象でした
 敵組織やキャラクタも深掘りされており、戦争に翻弄されるホワイトベースの面々を描いた前作と異なり、今回は、けっこう戦局をドライブすると言うか、自ら選択し、世界を切り開いていく感があって、物語の構造的には前作よりはるかに好みです。


 サブタイトルから、なんとなく想像されましたが、今回のテーマは情愛、でしょうか。
 戦争中だというのにどいつもこいつも色恋沙汰にうつつを抜かしていて大丈夫か? と思ったりしましたが、たしかブライトさんでしたっけ? こんなときだからこそ、そういうふうに考えてしまうとかね。
 そう言えば、ハリウッド映画でも戦時中だというのにキスしたり結婚の約束をしたり、案外、そういう事態において恋愛をするのがリアリティなのかもしれませんね。エロスとタナトスは表裏一体的、な。

名言の名言たる所以

 一通り、見はしたのですが、率直な感想として、視界に飛び込んできた映像を見ただけで、理解したとは言えないな、という感じです
 とにかく人物相関図が複雑と言いますか、誰がどの陣営に属していて、どういう理由で、なんのために行動しているのかが今ひとつ見えないんですよね。そんな、ちょっと背景が分からない状況で、なんとなく意味深な科白を吐かれると、なんとなく名言な気がしてしまうのです。
 劇場版3部作で、さっくりと流しましたが『機動戦士Zガンダム』を、ほんとうの意味で観るには、あらすじを踏まえたうえでアニメ版を、きちんと最初から追うことだなと感じました。

好きなキャラクタ

 現在の秋山は35歳ですが、35歳という年齢ゆえに、でしょうか。
 やっぱり目で追ってしまうのは、クワトロ・バジーナことシャア・アズナブルだったり、ブライト・ノアだったりしました。

終わりに

 さて、次は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の予定です。
『Z』ではクワトロ・バジーナとしてアムロと共闘したシャアが、再び敵同士になるということで期待大ですね!