劇場版3部作『機動戦士Zガンダム A New Translation』を観終えた後、すぐに着手する予定でしたが、なんだかんだあって半年ほど間が空いてしまいました。
しかし、ようやく時間を作ることが出来たので観ることができました『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』。
今までのあらすじ!
この業界に身をおいていてガンダム未履修はありえない! そう考えて、今さらながらに追い始めています。
ほんとうはテレビシリーズ全43話からなるファーストから観るべきなんでしょうが、まずは全体をざっくり捉えようと考え、劇場版3部作『機動戦士ガンダム』から始め、劇場版3部作『機動戦士Zガンダム A New Translation』を経て、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に辿り着きました。
ストレートに面白い
続けて観たからこそかもしれませんが、進化を感じましたね。
映像的にも、アニメの質的にも。そして、これは良い意味にも悪い意味にもなるかもしれませんが、グッと分かりやすくなっているように感じました。
これによって、衒いなく、ストレートに面白い! そう言える作品に仕上がっているように感じました。
分かりやすさとは
ぜんぜん違う作品で恐縮ですが、はじめて『ファイブスター物語』に触れたときも、なんだか難しくて、スムーズに理解できなかったのです。
劇場版3部作『機動戦士ガンダム』を観たときは、その難解さに舌を巻きました。
でも、分かりやすくないことは、別に悪いことだと思ってはいません。と、言いますか、創作の、ひとつの、あるべき形ではないかなとも考えています。そう考えてしまうあたり、古い人間の証左かもしれません。
大きな話をすると、作品数が増え、作品に触れることができる時間が減ってきているような気がします。そのため、より分かりやすく、より理解しやすい物語が迎合されているのではないでしょうか。
最近の分かりやすい作品に、首までどっぷり浸かっていると忘れがちですが、本来、鑑賞とは能動的なアクションを求められ、意識的に観ないと、そもそも理解できないものだったはずです。
分かりやすい逆襲のシャア
今までの作品と比すると『逆襲のシャア』は、明らかに分かりやすかったように思います。
作品を包む物語世界の概要や、物語の構造それ自体も比較的シンプルですし、コアになっているのがシャア・アズナブルとアムロ・レイの対決! と分かりやすいです。
従って、早々に「こういう風に楽しめばいいんだな」と受け止める手を準備することができたので、ちゃんと物語をキャッチできたように思います。
あるいは、単に慣れた……という可能性もありますけれど。
終わりに
と言うわけで、ここまで駆け抜けましたが、これでガンダムの中心とも言える作品は抑えることができたかなと思います。
この後は『THE ORIGIN』や『UC』とかありますけれど、ゆっくり追っていければと考えています。