7月31日から8月11日まで、渋谷ヒカリエで開催されている『ザンビ THE ROOM』に行ってまいりました。
タイトルにもある通り、期待はずれなイベントでした。『ザンビ』ファンの方、坂道ファンの方は申し訳ございません。また、ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ザンビ THE ROOMとは
『ザンビ THE ROOM』は秋元康プロデュースによる、ザンビプロジェクトの第5弾となります。
『ザンビ』は乃木坂46、欅坂46、日向坂46のメンバーが登場するメディアミックス作品で、今までにドラマや舞台などが発表済みです。
この記事で取り上げる『ザンビ THE ROOM』は、
・企画 原作:秋元康
https://zambiroom.com/
・構成:加藤隆生(SCRAP)他
・恐怖演出:五味弘文
という感じであります。
参加しようと思ったきっかけ
なんとはなしに、リアル脱出ゲームのページを見ていたのです。
そうしたら、Twitter等では、まったく情報が流れていなかった『ザンビ THE ROOM』のページがあって「ふぁっ!?」って声が出たのです。
「後、2週間で公演が始まるのに、なんでSCRAPは宣伝してないんだ??」
と疑問を抱きつつも、特設ページを見てみたら、
リアル脱出ゲームのSCRAPとお化け屋敷プロデューサーンお五味弘文が制作に参加する体験型エンターテインメントで、来場者はお化け屋敷的な恐怖をくぐり抜けながら、自らストーリーを選択していきます。
https://zambiroom.com/
あなたが辿り着くのはどのエンディング?
ここで、一気にテンションが上がりました。
ファンには申し訳ありませんが、乃木坂46にも榎坂46にも日向坂46にも興味はありません。怖いのも苦手なので、五味弘文さんが関わっているのはマイナスでしかありません。
けれど、コンセプトある空間で、選択を繰り返し、グッドエンディングを目指す体験型エンターテインメントとなると、行ってみないわけにはいきません。
チケット代3600円(手数料含めると3900円強)に、いくらかの躊躇を覚えつつも、ポチったのであります。
良かったところ
冒頭に「期待はずれ」と書いておいて今さらですが、先に良かったところを紹介しておきましょう。
それは、
坂道メンバーに会える!
です。
しかも、距離は、かなり近いです。
ライブなら最前列か、2番目くらいの距離感です。
さらに、時間的には5分くらいでしょうか。聞くところによると握手会は一瞬らしいので、握手会と比べて距離があるとは言え、表情がしっかり分かる距離に5分もいられるのは、ファン的には非常に嬉しいのは間違いないことでしょう。
秋山が参加した日は、日向坂46の東村芽依が担当の日で、そのトークを間近で見てきました。
良くなかったところ
って言うか、坂道メンバーに会えるところ以外は、全部、期待はずれですよ!!
もう、ほんとう。
びっくりしました。
「え?」
としか言いようがありません。
これは、誰も幸せにならないですよ。謎解き好きの満足度は皆無でしょうし、お化け屋敷好きの満足度も微々たるものですよ。
待機列に20分ほど並びましたが、並んでいた時間より短い時間で放り出されて、案内に従って歩いていたらグッズショップに辿り着いて「え、マジで? マジで?」ってなりましたよ。
いや、もう、ほんとに……愕然としました。
一緒に参加したぺこらさんの感想
めいちごさん、がんばれ! がんばれー! って思ったよ。なんか、保育園の子どもを見てるような。台詞を言いきったときに「やったね!」って謎の親心感が芽生えたよ
なにそれ。って言うか、ちょっとびっくりするくらいかわいい笑顔だったね。世界観とは……って思ったけれど
あれが初音ミクだったら神イベントだったんじゃない?
えっ、初音ミクだったら!? リピートするわ!!
ここがガチャなんですよ。誰が出てくるか分からないから
したら、会場前で張っておいて、初音ミクが登壇したタイミングで、当日券を買うわ……と言うか、だから、あんなふうに会場前に、やたらひとが立ち尽くしていたんだね。なんか理解した。お化け屋敷的にはどうだった?
びっくりする系だった。びっくりしたよ
ぼくのバックパックにしがみついてたよね。全然、進めなくて困ったよ
あの隙間からはザンビが現れないからね。あっきーが、ひとりでずんずん行ってしまうのも阻止できるからね。一石二鳥だよ
終わりに
と言うわけで、リアル脱出ゲーム好きに、このイベントはオススメできません。そもそも誰も、謎解きとは、一言も、言ってななかったです。
逆に、乃木坂46、欅坂46、日向坂46、このいずれかのファンの方には、心からオススメできます。なんと言ったって、たった3600円で推しに最前列で会えますからね!!