京都に遅れること8ヶ月、東京は新宿でも9月5日から始まったリアル脱出ゲーム『魔王城からの脱出II』を早速、遊んできました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
概要
10人1チームになって挑戦する、制限時間60分のルーム型リアル脱出ゲームです。
他チームはいないので、他人の目を気にせず遊ぶことができるのが特徴です。
タイトルは『魔王城からの脱出II』とナンバリングされていますが、剣と魔法のファンタジー世界であるという世界観を共有しているだけで『II』から遊んでも大丈夫です。ただし、会場が同じであり、内装も似ているため、その点は注意が必要です。
ストーリー
「魔王が復活しようとしている」
その知らせは世界を絶望に陥れた。あなたはかつて世界を救った勇者の子孫として
魔王城に乗り込むも、復活を食い止めることは叶わず
魔王の力によってあえなく命を落としてしまう。しかしその瞬間、時間がさかのぼり、
気づけば魔王が復活する前まで時間が巻き戻っていた。突然目覚めた「時間を巻き戻す力」
あなたはこの力を武器に、再び魔王に挑むことを決意する。襲いかかる罠、凶暴なモンスターたち。
https://realdgame.jp/ajito/shinjuku/event/maojo_2.html
タイムループを繰り返して、魔王を倒す突破口を切り開け!
公演のキャッチフレーズ「繰り返す世界崩壊のループを攻略せよ!!」からも察せられる通り、今回はループ物です。
SCRAPのループ物と言えば『アイドルは100万回死ぬ』が思い返されますが、あちらが好きな方は、こちらも楽しめることでしょう。
難易度
SCRAPにしては珍しく、参加チームや脱出成功チームを管理していなかったため、脱出率は不明です。
個人的には……どうでしょう。仮に記録していたならば、25%~30%くらいで落ち着くような気がします。
感想
面白くないわけがない!
もう何度だって書きますけれど、ループ物が大大大大大好きなんですよ!
何度も繰り返して、少しずつ情報を集めて、最終的に絶対に成し遂げられないと思っていたことを成し遂げる! いやあ、最高ですね!
今回は、ルパン脱出で同卓した方と、偶然、マーダーミステリーの会場で再会して、お誘いいただきました。
やっぱりルーム型は固めていくと安定感がありますね。ホール型は、自分以外全員初心者でも何とかなる気がしますけれど、ルーム型で自分以外初心者だと、やっぱりちょっとしんどい気がします。
そういう意味において、今回はとても安定感がありました。ゲーム的には、慌てふためいてドタバタすることなく、終始落ち着いて進めていくことができました。事実、秋山が「だいたい分かった」と自己完結している隣で「時間が余っているので、もう一度、今までの情報と、これからを整理しましょう」とまとめてくださる方がいらっしゃって、全員の足並みが最初から最後まで揃ってる感がありました。
オリジナルグッズ
オリジナルグッズがけっこう充実していました。
悩んだのですが、今回は謎グッズ『ちいさな勇者とはじまりの石板(アクリルキーホルダーつき)』を買いました。箱がファミコンの箱っぽくて、アクリルキーホルダーもファミコンのカセットっぽくて、ぞっこんでした。
プレミアムグループチケットの5大特典
今回は、プレミアムグループチケットでの参加だったので、5大特典がついてきました。
・勇者プレミアム装備レンタル
・モンスター仲良しチケット
・ぼうけんのきろくキット
・魔王城エピソード0限定ゲームブック
・魔王城2オリジナルサウンドトラック
まだ、封筒から取り出して精査していませんが、特に『魔王城エピソード0限定ゲームブック』は、けっこうちゃんと作られている風だったので今から遊ぶのが楽しみです。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
面白かったねー! 小道具いっぱいだったね。衣装もプレミアムグループチケットだったから借りられて良かったね
あの衣装は、地味に秀逸だと思っていて、ある程度、色で分かれているから、他のひとの手が借りたくなったときに、初対面でも衣装を覚えていれば、すぐに判別できる……と思ったけれど、考えてみればプレミアムグループチケットで入るひとは、ほとんどが顔見知りだろうから、我々のようなパターンの方がレアケースかもね
そうだね、たしかに! 後はね、モンスターが可愛かったね
あれらのモンスターに可愛らしさを見いだすかどうかは、ひとによるだろうけれど、まあ、ある種の可愛らしさはあった、気もする
私、○○やってみたかったなー
え、無理でしょ。少なくともプレイヤ側では無理だよ。スタッフになるしかないよ
○○のところだけでいいんだけど
SCRAPのスタッフはマルチタスクだから、マジであれやこれややらされると思うよ
スタッフさん大変だよねえ
元々『魔王城からの脱出』が京都アジトのオリジナル公演として始まったときに、京都アジトの豊富なスタッフの魅力を活かす云々みたいなコンセプトがあったと聞いたことがある。だから、今回の『II』でも、やっぱりスタッフさんやキャストさんの魅力は同じように感じた。良かったと思う
ルーム型ってさ……儲かってるのかな
ぺこらさん、その話は後にしようか
終わりに
東新宿アジトでは、しばらく『魔王城』と『魔王城2』を交互に開催するらしいので、是非、タイミングを合わせて参加いただければと思います。
個人的には、ループ物が好きというのもあって『魔王城2』の方が好みです。『魔王城』もわちゃわちゃしていて好きですけどね!