最近は、マーダーミステリーが面白すぎて、マーダーミステリーのことばっかり考えている秋山です、こんにちは。
小さいものも含めると10作以上に触れていますが、今日は、そんな中で秋山が陥ってしまった失敗談をご紹介します。
マーダーミステリーに対する姿勢
失敗談に入る前に、秋山が、どういうスタンスでマーダーミステリーに臨んでいるかを、最初に紹介します。
端的にまとめると、物語を深く知りたいという感情が根底にあります。
GMからストーリーの紹介があって、テキストの黙読タイムに与えられたテキストを読み終えて、ゲームが始まるまでのわずかな時間、これからどのような体験が訪れるのかを夢想します(ちなみに、この時間がけっこう好きです)。
なんの証拠もないけれど、もしかしたらあの2人は浮気しているのかもしれないだとか、○○年前の因縁が、今回の事件に繋がっているのかもしれないだとか……言ってしまえば完全なる妄想です。
しかし、その妄想がもしかしたら正鵠を射ているかもしれない!? そんな幻想の元に、最初の10分の行動指針を立てます。具体的に言うと、想定した物語を前提に、どういうキャラクタとして振る舞うかを準備しておくわけです。
そうして犯してしまった失敗
端的に、やったことを言うと、嘘を吐いた、です。
あるいは、嘘を吐いてもよいルールだったことが背中を後押ししたのかもしれません。
ネタバレを避けるために、たとえ話で失礼します。
秋山のテキストには、真夜中にホテルを出て、街中を歩き回ったという記述がありました。もしかしたら、ホテルを出た秋山を、目撃した第三者がいるかもしれません。ホテルを出ていないという嘘を吐くことはリスキー過ぎます。なので、秋山は、こんな嘘を吐きました。
小腹が減って、夜中にコンビニに行きました
この嘘を思いついたとき、自分のなかでは喝采を上げました。
何故なら、他の人が聞いたとき、極めてもっともらしく聞こえると思ったからです。
意気揚々として「秋山さん、夜中に出歩いているのを見たんですけれど、どこに行っていたんですか? 何してたんですか?」と聞かれる前に、自ら率先して「昨夜はコンビニに行きました」と吹聴しました。
そして、愕然とする事態が発生します。
その街にコンビニが一軒たりとも存在しないことが突如として証明されたのです。
嘘吐きへの制裁
こうなると信用はガタ落ちです。
もう誰からも信じて貰えなくなりますし、まっとうなことを言っても疑われてしまいます。
気分は、論理的には完全に正しいことを言っているのに疑われてしまう人狼です。
途端に苦しくなりますし、さらに苦しいのは自分が惑わしてしまったせいで、犯人を逃げやすくしてしまったことですね。申し訳なさで頭がいっぱいになりました。
終わりに
これをきっかけに、少しプレイングを改めました。
具体的に言うと、嘘を吐くことが許されるルールでも、必要以上に嘘を吐くことを避けるようにしています。また、どうせ他のプレイヤーからは「あのひと、情報を出してないな」と思われるので、気持ち多めに情報提供をするようにしています。
マーダーミステリーは、物語が断片化されていて、全員の情報を寄せ集めないとひとつの絵にならないので、そのひとつの絵を見たいと思うならば、やっぱりまずは自分が情報を開示しないと、ですよね。
楽しいゲームになることを目指して遊んでいるので、同席する機会がありましたら、どうぞ、よろしくお願いします。