12月7日から始まった『これはゲームなのか?展 #2』に行ってきました。
いくつかゲームにも触れさせていただいたので、会場の様子を少し紹介させてください。
なのか展とは
『これはゲームなのか?展』は、ゲームとゲームではない何かの境界線を狙ったデザイナーによる、ゲームの展示と試遊の企画展です。
前回のも参加させていただいており、そちらの感想は、下記に書いています。
なのか展#2について
前回との相違について、いちばんの差異は、やはり入場料の有無ではないでしょうか。
前回は入場無料でしたが、今回は当日券1800円でしたので、ゲームないしアートといったものに関心があり、前向きで、積極性のある方が、参加者に多いなという印象を受けました。
また、会場の広さが4倍になったことで、空間的に余裕が生まれ、前回よりも多くの作品が、前回よりも広々とした空間に展示されていたのが、好印象でした。
人が多い、混雑している、狭いといった印象を受ける瞬間も少なく、また、展示を見ていると、すぐにスタッフの方が「説明しましょうか?」や「遊びますか?」と声を掛けてくださったのも、個人的には良かったなと感じました。
以下、触れたゲームを紹介させてください。
リモートビューイング
今回の展示において触れたゲームのなかで、いちばん面白く、いちばん好みだったのはASOBI.deptさんの『リモートビューイング』です。
2人1組となって遊ぶ協力型のゲームで、ゲーム中はお互いに見える情報が異なり、口頭で情報を共有しながらミッションを遂行するという仕組みは、もう完全に好み以外の何物でもなく、ふつうに楽しませていただきました。
宇宙ドミノ2019
いわゆる倒すドミノです。磁石を用いて、3D化しています。
これだけの空間があると、綺羅びやかで映えますね。
ゴミを投げるゲーム
たとえば腹回りの贅肉だとか、膨らむ借金だとか。
いらないものを紙に書いて、丸めてからゴミ箱に捨てていくゲーム(?)です。椅子に座って、丸めたゴミが、ゴミ箱に入ったら成功。というのはゲーム的だと感じましたが、入らなかったのでしょんぼりしました。
○○の椅子
会場内の3箇所に設置された椅子。
プールサイドにある監視台のような椅子に腰掛け、ベルを鳴らすのは楽しかったです。
楽しかったので、メモ帳に勝手なこと書いてみました。
創造的なゲーム、ゲーム的な創造
ある種の全体ゲームでしょうか。
会期が終わったときにどうなるか楽しみです。秋山は黒チームに名乗りを上げました。
城のゲーム
予約が必要だったり、他の方が遊んでいたりして、すべてのゲームに触れられたわけではありませんが、この『城のゲーム』が、最もなのか展に相応しいと感じました。手放しで称賛したいです。
終わりに
すべてのゲームに触れたくもあったのですが、少々、体力が足りなくて断念しました。
ちょっと残念に思っているのは、タイミングが合わず『記憶好感ノ儀式』に参加できなかったことと、物販コーナーに『荒野へ』があることに気がつけなかったことです。
楽しい場所なので、迷っている方は、是非、12月15日までに! 端から端まで楽しもうとすれば2時間は遊べるので、当日券1800円は安いと思います!