先月、大鳥居から大森町まで散歩したときにトイデジを持って撮りながら歩いたのがけっこう楽しかったです。
今回はSUN&CLOUDを持って野外民族博物館リトルワールドを歩いたときに撮った写真を紹介させてください。全部で25枚です。
風景を切り取ることについて
写真を撮影する。
という言葉を意味する表現として、風景を切り取るですとか、その一瞬を切り取る、のようなものがあります。
面白い表現です。時間というものが連続しているもので、連続して存在する被写体のひとつの瞬間を抽出して残しておく。そういう考えから生まれた言葉でしょう。
デジタルトイカメラは非常に不自由なカメラで、それ故に面白いのですが、切り取れる範囲や解像度に強い制限があります。スマートフォンのカメラを使えば、より広い視野で、より高い解像度で、より鮮やかなカラーで風景を切り取ることができます。情報の伝達、共有という観点に立てば、トイデジを用いる選択肢はありません。しかし、わざわざトイデジを持ち歩き、スマホではなくトイデジで撮影したいと思うのは、不自由さを楽しみたいというレトロなるものを好む心理と、スマホで撮った写真を越えうる偶然性/可能性に対して期待しているからです。
今回も100枚ほど撮りましたが、ブログに載せて、見ていただく価値があるものは25枚と判断しました。これでも多すぎるかもしれません。1枚でも多くの「あれ? この写真、面白いかも?」があることを願うばかりです。
終わりに
SUN&CLOUDはカラーモードやセピアモード等、モノクロ以外の写真も撮ることができます。
でも、カラーの方が難易度が高い気がしています。安っぽさが目立ってしまうのですよね。まだ、モノクロならば勝負できる気がしています。また、どこかに出かけるときはSUN&CLOUDを持っていきます。