プレイヤーのひとりがキョンシー役、残りがトレジャーハンター役となり、それぞれの勝利条件を目指すボードゲーム『キョンシー』を遊びました。
2人~5人で遊ぶことができる非対称型のゲームです。
ゲームの概要
『呪いのミイラ』のリメイクです。
原作はピラミッドに潜り込んだトレジャーハンターが、ミイラの目をかいくぐりお宝を集めるゲームでしたが、『キョンシー』ではミイラではなくキョンシーになっています。また、お宝のアートワークも、エジプト感あるものから中華感あるものへと変更になっています。
写真のように立てたボードを挟んで、キョンシー役のプレイヤーと、トレジャーハンター役のプレイヤーが向かい合って遊びます。お互いにダイスを使い、それぞれの駒を進め、キョンシー役はお墓に忍び込んだ不届き者を始末することを目指し、トレジャーハンター役はキョンシーに捕まらないように逃げ回りつつ、目当てのお宝を集めることを目指します。
ゲームの感想
JELLY JELLY CAFE下北沢店を訪ねたときに、店員さんにインストいただいて遊ばせていただきました。
元の『呪いのミイラ』は2012年に遊んだっきりだったので、おおよそ8年ぶりのプレイとなります。
当時のブログを読み返すと、あまり気に入らなかった様子ですが、別段、悪くはなかったなと感じました。
『スコットランドヤード』『ホワイトチャペル』『惨劇RoopeR』『FOGSITE』『ボルカルス』のような非対称型のゲームで、片方がゲームを支配するトリックスターのような立ち位置になり、もう片方が挑戦者となるゲームは好みです。
ただ『呪いのミイラ』が、2008年の作品である考えると、ちょっとデザインの古臭さを感じましたね。どこがどうとは言えないのですが、野暮ったいと言うか、今ひとつパッとしないと言うか……。
ただ、こういう手作業だったり、アナログだったりするところを楽しむのもボードゲームの醍醐味のひとつなので、そういう意味では、今、改めて触れることができて良かったなと感じます。
終わりに
今回は1対1の2人プレイで遊びましたが、機会があれば1対4で対戦したいですね。
トレジャーハンター側があれやこれや相談しているのを、聞きながら遊ぶというの、またひとつの面白さなので。