数寄ゲームズさんから日本語版がリリースされた『ウォーターゲート』を遊びました。
2人専用の対戦型ボードゲームです。
ゲームの概要
ニクソン大統領と彼の不正を暴こうとする新聞記者が攻防を繰り広げたウォーターゲート事件という、実際の事件をゲーム化したものです。
プレイヤーはニクソン大統領そのひとと、正義の新聞記者に別れて戦います。
ニクソン役のプレイヤーは、支持者を集め、勢力を固め、任期満了まで大統領を勤め上げることを目指します。
一方、記者役のプレイヤーは、大統領と協力者の関係にある関係性を暴くことを目指します。
先に勝利条件を満たしたプレイヤーが勝利します。
ゲームの感想
激烈に面白かったです。
元よりプレイヤー間で勝利条件が異なる非対称型ゲームは好きな部類なのですが、これは特に面白かったです。
デッキ構築の要素、陣取りの要素、競りの要素──様々なメカニクスが、しっかりと絡み合っており、独自のプレイ感になっていました。また、両プレイヤーは目的が異なっているだけでなく、ゲーム中にやりたいことやできることも異なっているので、お互いの思惑が真っ向からぶつかることもあれば、完全にすれ違うこともあります。
状況を見つつ、こちらの勝利条件を優先したり、相手の勝利条件を邪魔したり、臨機応変なプレイを求められるのが楽しいです。
終わりに
今のところ2回、遊びましたが、2回ともニクソン大統領の勝利でした。
ちょっと記者側の方が不利なのかな? という感覚ですが、もう何度か遊んで見極めたいですね。