雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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壁を作り出し、ルートを描く『アリスと3つの鍵』の感想


 しょっぱいゲームズさんのゲームマーケット2022秋の新作『アリスと3つの鍵』を遊びました。
 1~4人用のトランプを用いる協力ゲームです。

ゲームの概要

 コンポーネントの他、トランプ1式を必要とする紙ペンの要素を持つ協力ゲームです。
 プレイヤーの目的は走りはじめると壁にぶつかるまで走りつづけてしまうアリスを操作して、盤面上にランダム配置された3つの鍵を入手すること。
 無事に3つの鍵を入手できれば、プレイヤー全員の勝利です。

ゲームの感想


 面白かったです。
 パズルゲーム感のある協力ゲームで、ゲームの準備として3つの鍵をランダム配置すると「こう動いたら、効率的に鍵を回収できるな」という導線が見えますが、そんなに上手くはいきません。
 アリスを走らせるためにも、移動経路を構築するために壁を築くためにも手元のカードを用いるのですが、手札によっては鍵が目の前にあるのにも関わらず、移動できなかったり、ぜんぜん関係ないところに壁を作るハメになったりします。
 目当てのカードが入手できる頃には、盤面が様変わりしていることも少なくなく、臨機応変な対応が求められます。

終わりに


 先々まで見据える逆算思考が得意な方、協力ゲームがお好きな方にオススメです。