9月12日は第24回『トランプ勉強会』でした。
学んだゲームの感想を書きます。
ムス
バスク地方で遊ばれている古いゲーム。
ビッドゲームとでも言えばいいのでしょうか。テキサスホールデムではなく、ハンド5枚を交換するポーカーと同様、手役を競うゲームです。
ゲームは4枚の手札で遊びます。手札を配られたらハイ、ロー、ペア、ゲーム、4種類のビッドを行います。ビッド、レイズ、コールがひと通り終わったらショーダウン、全プレイヤーの手札を比較して、誰が勝利するかを確認し、賭け金の分配を行います。
これだけでも充分に面白いのですが、4人プレイの場合2対2のチーム戦で行い、自分の手札を相手に内通するシグナルでルールで設定されています。つまり、習熟したプレイヤー同士が遊ぶとき、手元でカードを確認し、口頭でビッドを行いながら、お互いにサインを飛ばしあい、ビッドを有利に進められるようになるという点があります。
慣れている同士のプレイングを見たら面白そうですね。
ブリスコラキアマタ
『ナポレオン』のように副官を指定し、2対3で遊ぶ、正体隠匿要素を持つトリックテイキングゲーム。
ビッドがランクを指定するだけなので直感的ですし、点数もシンプルなので非常に遊びやすいです。ある程度、思考力が落ちても遊び続けられるので、一晩中、遊べる系のゲームと言えます。
零和ゲームなので、ギャンブル要素が控え目というのも、好みのポイントであると言えます。
終わりに
この日は人数の都合で、この2ゲームしか遊べませんでしたが、会としては『カラブラセラ』も遊ばれました。
機会があれば、こちらも遊びたいですね。