4月16日から5月1日にかけて、新宿 北村写真機店にて開催された、落合陽一の写真展『裸性と身体性』を見てきました。
展示の概要
会場は新宿 北村写真機店の6階にある「Space Lucida」という、長方形の空間です。
コロナ禍に入ってから落合陽一が撮りはじめたヌード写真が展示されていました。
展示の感想
北村写真機店に入ったことは、はじめてのことです。
新宿はよく歩くので、お店自体の存在は知っていましたが、その前を歩くことはあっても、立ち止まったり、入店することはなかったです。なので良い機会でした。
展示点数は計16点、入場料も無料。
会場もおおきくはなかったですが、やはりリアルに触れられるのは嬉しいですね。
『裸性と身体性』は、落合陽一のnoteで連載されているので見ていましたが、リアルは格別です。何故って落合陽一の写真作品は、白金に焼き付けるプラチナプリントで、500年保つと言われているからです。
白~灰~黒の出方もよく、noteで見ていた写真とは同じものでありながら、ぜんぜん別物だなと感じました。
良いな、と思った作品が、プライスリストを確認したら、ことごとく最高額をつけられていて、起業してエントランスに写真を飾る並行世界の自分を幻視しました。
終わりに
コロナ禍に入ってから、アートがとても身近になりました。
多くの美術館が作品をインターネット上で見られるようにしてくれたからです。
入り口としては素晴らしい試みですが、やはり定期的に本物に触れないと駄目ですね。本物がこの世界のどこかに実在することを忘れてしまいそうになるので。