雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

明治神宮野球場で幻影旅団と対決する『ハンター試験スタジアムからの脱出』の感想


 2022年5月3日、4日、5日の3日間だけ開催されたSCRAPの『ハンター試験スタジアムからの脱出』に参加してきました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要


 会場は明治神宮野球場。
 SCRAPのイベントの中ではスタジアム型と呼ばれる、大型の会場を舞台としたリアル脱出ゲームです。単独で参加しても構いませんし、2~5人程度でチームを組んで参加しても問題ありません。
 プレイヤーはハンター試験の受験者として、ハンター協会から出される試験のクリアを目指します。

ゲームの感想


 スタジアム型は、2017年に『キングダム』とコラボした『大戦場からの脱出』以来なので、5年ぶりです。
 と言うか『大戦場からの脱出』について、わたしは明治神宮野球場で開催された東京公演ではなく、幕張メッセで開催された千葉公園に参加したので、野球場を使った公演は未体験です。果たしてどのような体験ができるのか、けっこう楽しみに参加しました
 また、コロナ禍に入ってから、謎解きの大型イベントは激減し、1200人が同時に参加するお祭り感のあるイベントは久しぶりです。いろいろな意味で楽しみでした。


 だったのです、が。
 うーん、ちょっと期待値が高すぎたのかもしれません
 あるいはコロナ対策の結果、やむを得なかったのかもしれません。


 ゲーム中は、ほとんどの時間をグラウンド内で過ごしました。
 普段、足を踏み入れることができないグラウンド内で謎解きができるという体験は楽しかったですが、キャストとの接触を避けるためかLINE@を多用した構成になっており、プレイ感としては「野球場のグラウンドで、時間制限のある周遊型を遊んだ」という感覚が拭い去れませんでした
 また、難易度も控えめに感じられました。
 10分残しくらいでしょうか、わりと危なげなく脱出成功へのルートが見えたので「危ないので走っちゃ駄目、競歩まで」と言われているのに、ついつい小走りになってしまう焦燥感や熱狂感みたいなものがなかったです。
 単純に、ここ数年で謎が解けるようになったというだけのことかもしれませんが……。

終わりに


 と言うわけで、期待値が高すぎた故か、苦言を呈すような形になってしまいましたが、謎解きの中身自体は、いつも通り安定感のクォリティで良かったです。
 また、グラウンドに足を踏み入れたのは『終わらない宴からの脱出』以来でしたが、全域を自由に歩き回れたのは初めてだったので、その点は良かったかなと。
 次回のスタジアム型開催までに、もう少しコロナが落ち着いてくれていると嬉しいですね。