雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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奇術師たちの死のマジックショー『奇想、アムネジア』の感想


 グループSNEさんより発売された、アーキテクトさんのマーダーミステリー『奇想、アムネジア』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 7人専用のパッケージ型マーダーミステリーです
 第1回新作マーダーミステリー大賞に『羅生門☆プリンシプル』というタイトルで応募され、パッケージ部門の大賞に輝き、MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES作品として販売された作品です。
 プレイヤーは各分野を代表するマジシャンとなり、伝説の奇術師・華城蒼也の死に挑みます。

ゲームの感想

 シモシモさんにGMしていただき、遊ばせていただきました。
 舞台は魔術館、被害者は華城蒼也。
 ミステリ好きとしては、泡坂妻夫の《曾我佳城》シリーズや、鴉城蒼司が探偵役を務める清涼院流水の『彩紋家事件』を彷彿とさせるネーミングで遊びはじめる前からテンションが上がります


 配役を済ませ、いざゲームをはじめたのですが、最初に驚いたのは文章量でしょうか。
 なかなかの情報量に溺れそうになりつつも、キャラクターにはきちんと目的が与えられており、それが指針になるので「自分にとって大事なことだけやっていこう」と速やかに行動していきます。
 最終的に物語全体としては、ちょっと味気ないエンディングでしたが、自身のキャラクターとしては最も望ましいものになり、ゲーム中に連携したプレイヤーとは思わず同時にガッツポーズをしてしまいました。非常に面白かったです

終わりに

 終了後、Rabbitholeさんで本作を遊ばれた方の感想を聞き、店舗で行われている独自の演出を知りました。
 なかなかに得難い体験ができそうですので、これから遊ばれる方はパッケージを購入して自前で遊ぶのも悪くないですが、店舗での体験も素晴らしいものになりそうです。