グループSNE/コザイクからリリースされた3人用のマーダーミステリー『時をかけるトライアングル』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
プレイヤーはオカルト研の会員となります。
会の集まりの最中に、会長の死体が発見され、3人は自分たちのなかの誰が犯人なのか? 議論をはじめます。
ゲームの感想
非常にコンパクトにまとまった、完成度の高い3人用の作品でした。
はじめてのプレイヤーから慣れているプレイヤーまで、取っつきやすいシステムで、ミニシリーズの一作として、まさに理想形と言えるでしょう。
マーダーミステリーは仕組み的に多人数ゲームです。少人数の場合、犯人当てが容易になります。たとえば3人プレイの場合、自分が犯人でなければ、残る2人のうちどちらかが犯人で、ゲームを進めていく過程で、片方の白が分かれば、必然的にもう片方が犯人であることが分かってしまいます。
本作も、その制限を受けてはいますが、かなり違和感を覚えさせないように丁寧に作られていると感じました。
3人向けのGM不要のマーダーミステリーをお探しの方には、強くおすすめです。
終わりに
タイトルを見た時点で、かなり期待値が高かったのですが、期待以上でした。
理想的にエンディングに辿り着けたのも大きいかもしれません。