『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の追加コンテンツとして配信されている『エキスパンション・パス』を購入し、メインミッション『英傑たちの詩』をクリアしました。
ネタバレしているので未プレイの方はご注意ください。
エキスパンション・パスとは
『エキスパンション・パス』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をもっと楽しむために、新たなミッションや機能、装備品が増えるダウンロードコンテンツです。
第1弾の「試練の覇者」と第2弾の「英傑たちの詩」がセットになっています。
『英傑たちの詩』の感想
『ブレス オブ ザ ワイルド』は最初、ストーリー要素の少ないゲームだと思っていました。
メインチャレンジ「四体の神獣を解放せよ」周りで、リンクと4人の英傑たちの過去が語られ、その部分的なストーリーは良いものの全体では、厄災ガノン討伐に対する動機も低めですし、体験感が低めです。
しかし、メインチャレンジ「ウツシエの記憶」を経ると、リンクとゼルダ姫の関係性に対する理解が深まり、クリアした状態で見ることができる真エンディングは、とても感動的なものです。
そこで、さらなる感動を求めて『エキスパンション・パス』を購入し、『英傑たちの詩』に臨んだわけですが……、
思っていたのと違いました……。
まず、挑まされることになるのは「一撃の試練」。
なんなんですかね。
4人の英傑にまつわる感動的なストーリーが見たかったのに、こんなチキンレースみたいな試練をやらされるハメになるとは……。
特に、ロヒッタチグの祠。
試練「止めるが安全の策」には1時間くらい試行錯誤を求められました。
ひたすら辛い時間でした。
ようやく「一撃の試練」をクリアしたと思ったら、今度は「四英傑の詩」ということで、英傑ごとに3種類の試練があり、それぞれの試練をクリアしたら現れた祠をクリアする必要があり、これまた絶望でした。
12もの試練を突破して、12もの祠をクリアしなければならない。
しかも、祠で得られるのは各神獣の証であって克服の証ではないし、証を揃えたらカースガノンと再戦させられます。
この苦行、いつまで続くのかと頭を抱えました。
なんとか「四英傑の詩」をクリアしたと思ったら、お次は「最終試練」ということで、長めの祠かなと思いきや、今までの神獣と同じレベルのダンジョン!
半泣きになりつつクリアして、いよいよボスである導師ミィズ・キョシアとの対決。
いや、強くないですか?
ぜんぜんダメージが与えられなかったので、いったん撤退して、古代兵装・矢を大量に仕入れて再戦、ゴリ押しで勝ちました。
さすがに、もうないだろうと思いつつ、回生の祠を出て、カッシーワに話しかけ……、
泣きました。
いや、ほんとうにすごいゲームですね『ブレス オブ ザ ワイルド』。
こんなに文字量が少なくて、こんなにストーリーパートが短いのに、必要最低限のシーン、必要最低限の言葉で、ここまでプレイヤーを感動させるなんて。
もう、ほんとうに、ダルケルが大好きになりました。
真エンドの姫しずかのシーンも良かったですけれど、あの100年前のウツシエも最高ですね。
画像を見返すだけで、様々な想いがよみがってきて……泣けます。
その他の追加コンテンツ
「剣の試練」は未クリアです。
物は試しにと思い、一度だけ挑戦してみましたが、まったく好みでなかったので放置しています。
「足跡モード」「ワープマーカー」「ムジュラの仮面」「コログのお面」「古代の馬具」は便利ですね。
本作を楽しむうえで、非常に便利ですし、厄災ガノン討伐前に欲しい機能であり装備品でした。
古代の馬具だけは、マスターバイク入手後は無用になってしまいますが……。
終わりに
プレイ時間や約70時間、マップ達成率は21%。
未発見の祠やコログは大量に残っていますし、未踏の地も多いです。ぜんぜん飽きていないので、まだまだ遊べる気がしますが、本作だけに時間を吸い取られるわけにもいかないので、いったんここらへんで終わりにすることにします。
ひとつのゲームを、ここまで長く遊ぶのも久しぶりに感じます。
ロヒッタチグの祠をはじめ、厳しい試練が多かったですが『英傑たちの詩』とても良かったので、『エキスパンション・パス』の購入に後悔はありません。
さて、次は『ゼルダ無双 厄災の黙示録』でしょうか……?