よだかのレコードさんのリアル謎解きゲーム『ザ・ヴァーサスII』を遊んできました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
2マン謎解きバトル。
よだかのレコードB-SIDEの5103と、ニチョ謎のコウさんが、それぞれ50分以内の公演を作成。
プレイヤーは2公演を連続して遊び、面白かった方に投票するという企画系のリアル謎解きゲームです。
ゲームの感想
公演後に配られるアンケート用紙に、好意的なメッセージを書かなかったのは、初めてかもしれません。
リアル謎解きゲームを遊びはじめて6年、今までに遊んだどの公演も素晴らしく、面白くなかった公演はひとつもありませんでしたが、今回の『ザ・ヴァーサスII』は、もしかしたら私にとって初めての面白くなかった公演だったかもしれません。
料理人の作る料理はお客さんのために作られます。
お客さんはレストランへと足を運び、客席について、目の前に料理が運ばれてくるのを待ちます。
ウェイターが置く料理は、正面から見たときに映えるように置かれ、ナイフやフォークも取りやすく置かれています。
レストランに行ったつもりが、闘技場に行っていたようです。
闘技場で作られていた料理は、お客さんための料理ではなく、対戦相手を打ち負かすための料理でした。
お客さんは向き合った料理人が作った料理を、横から手を伸ばし、味を見て、どちらがより美味しいか、判定するための存在で、お客さんではありませんでした。
終わりに
コンセプト通りと言われれば、その通りとしか言いようがありません。
それに得てして、オーソドックスに作られ、一定のラインを過不足なく楽しめる安定感のある公演より、そうでない公演の方が、記憶に残りがちです。
今回は、参加にあたっての姿勢を間違えました。
次回は今回を踏まえて、楽しめる姿勢で参加させていただこうと思います。