雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

エッセン・シュピールで評判だった『AZUL(アズール)』は買ってほんとうに良かった

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 エッセンで買ってきた新作を、ちょいちょい遊び始めています。
 と言うわけで、今日は『AZUL(アズール)』について。
 旅行記に書いた記憶もありますが、今年は、あんまり新作を買う予定はなかったんですよ。どうせ、1年以内に日本語版が、いずれかの代理店から発売されてしまいますからね。だから、大急ぎで新作を買ったところで、


「いえーい!」


 と遊べる期間は短く、また、日本語化の手間を考えると、素直に日本語版の発売を待った方が絶対に良い。
 そう思っていたのです。
 ですけれど、ふたつの要因から『アズール』は買うことにしました。
 ひとつはですね、もう、ほんとうに遊んでるひとが多かったのです。シュピールの期間中、秋山が滞在したホテルブレデナイでは、夜になるとボードゲームを遊ぶようのスペースとして広間が解放されていたのですが、毎晩毎晩、『アズール』は必ず、どこかしらのテーブルで遊ばれていたのです。多いときは、同時に3卓くらい立っていて、明らかに流行っていました。
 もうひとつは、周りで新作を買っている日本人を見ている内に、


「やはり、言語依存のないゲームであれば、買っても良いのでは……?」


 と、既に『EXIT(イグジット)』シリーズを6作も買っておきながら、そんな思いに取り憑かれてしまったのです。
 という流れで買ったのが『アズール』、評判も良かったので、帰国後、わりとすぐに遊びました。


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 で、


 これはですねえ、


 面白い!


 デザイナはM.キースリング。W.クラマーと組んで、2人で共同デザインすることが多い方ですね。キースリング単体のゲームは、今までにもありましたが、いずれもパッとせず、キースリングはクラマーと組んでこそだよねー、みたいな心ない言葉が出ることもありましたが、本作『アズール』でもって、キースリングは、完全にそのデザイナとしての優秀さを証明しましたね。
 間違いありません。
 あまりに面白くて、2日続けて遊んでしまいましたもの。


 ゲームは、いたってシンプル。ラウンド開始時に、共通の場に袋から出したタイルをランダムに並べます。その後、スタートプレイヤから順にタイルを獲得し、個人ボード上に並べていきます。タイルを配置する過程で勝利点が得られる他、ゲーム終了時に同色タイルが5枚だとか、縦一列に並んでいる等あればボーナス点が入ります。
 これだけですね。
 これだけであるが故に、後はプレイヤ同士のインタラクションでゲームが進んでいきます。
 考え始めれば無限に考えられうるので、長考派の方と遊ぶとゲームが終わりません。そういうときはチェスクロックを使うとか、一工夫欲しいですね。
 秋山は考えに考えれば最適解が導き出せるだろうけれども、短い時間の中で、可能な限り、最適解に近づける、という短距離走的な思考を求めるゲームが好みなので、この『アズール』は好みのど真ん中と言えます。
 まだ、2人でしか遊んでいないので、3人や4人でも遊んでみたいですね。
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