雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第7回『ミスボド×n'Same』レポート


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 2018年8月17日、新宿歌舞伎町にて平日夜にボードゲームを遊ぶ会『ミスボド×n'Same』を開催しました。
 今月は、ライナー・クニツィアの3大競りゲームを遊ぼう! と言うことで『モダンアート』、『ラー』、『メディチ』を遊びました。

モダンアート

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 まずは『モダンアート』から。
 プレイヤ自身がオークショニアとなり絵画を出品し、他プレイヤに購入させたり、他プレイヤの出品した絵画を落札し、自身のコレクションを充実させるゲーム。ラウンド終了時、落札された絵画の数に応じて、絵画の価値が決まり、上位3種類までは値がつきますが、4位以下は無価値になるという激しい展開です。


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 競りゲームって、相場の読み方と言うか、相場の作り方が非常に難しく、慣れていないプレイヤは、一方的に慣れているプレイヤに搾取されがちなんですが、『モダンアート』はラウンドの終了条件が秀逸で、その競りゲームの弱点が解決されています。非常に美しいゲームです。
 個人的には、あんまり深いことを考えず、わいわい騒ぎながら遊ぶのが好きです。

メディチ

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 続いては『メディチ』。
 実は初めて遊びました……が! これは、傑作ですねえ。
 ルール自体は果てしなくシンプルなんですけれど、極めて不透明性が高いです。
 自分で言うのもなんですが、秋山は理解や把握が早い方で、たいていのゲームはルールを読んだ時点、もしくはインストを聞いた時点で、そのゲームがどういう構想の元にデザインされたゲームか分かり、そのコアコンピタンスを見抜き、どうすれば高得点が得られるのか、どうすれば楽しめるのかが見えるのですが、この『メディチ』はさっぱりでした。
 この日は、大差で勝てたのですが、どうして勝てたのかも分からず、その後、他のゲーム会で希望して遊んだところ、今度は大差で負けたのですが、やっぱりどうして負けたのか分かりません。
 あんまりにも悔しいので、エッセンの中古ショップで見掛けたときに買っちゃいました。研究します!

ラー

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 最後は『ラー』。
 クニツィアの3大競りゲーのなかでは、いちばん人気が高いかもしれませんね。
 理由は、手番におけるやることがシンプルだからだと思います。
 他の2つは、けっこう自由度が高く、その場その場の選択というより、ゲームを通して、どのように場をコントロールするか、みたいなところが主眼になっているのですが、『ラー』は、めくり運によるところが大きいので、プレイヤがコントロールできる範囲が、かなり狭いのですよね。
 従って、あんまり遠くまで見通す必要がなく、慣れていない方でも「何をすればいいか分からない」という事態に陥ることが少なく、勝手が良いのだと思われます。

終わりに

 ミスボド×n'Sameは19時開始23時終了の会ですが、3ゲームを遊んで、それぞれの感想戦を少しずつやって、ちょっと早めに閉会とちょうどいいバランスでした。
 こういう会も良いものですね。