嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
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上社奈月との会話をはじめ、ちょっとひねくれたやりとりもテンポがよく読みやすく、随所に挿入されたミスリーディングや伏線も巧妙に見えた。ライトノベルのなかでは珍しい、読者の予想を裏切ろうとするタイプの作品だろう。
以下、感想リンク。本書をしてヤンデレと述べているひとが多く「ああ、確かに言われてみれば」と頷いた次第。読んでいる最中は、まーちゃんはそんなに病んでるとか、異常だとかは思いませんでした。正直でいい子じゃないですか。
病んでる感じのお話です。。。
http://mananozaregoto.blog93.fc2.com/blog-entry-118.html
ストーリーがミステリ仕立てになっている・・・っーか、語り手は「嘘だけど」が口癖のみーくんなので、どこまでみーくんが真実を語っているのかさっぱりわからないのが 楽しいんだすよ。。
何か問題作とか書かれてますが、そんなでも無いのでは?
http://plaza.rakuten.co.jp/laughingcats/diary/200706150000/
で、感想なんですが、先ず読み終わって思った事はなにこの田中ロミオ+西尾維新、でした。噂によると乙一も入っているらしいですが、私は読んだことは無いので付け足さないでおきます。特にCROSS†CHANNEL(18禁)色は強いような気がします。CROSS〜はそれを青春群像に振り分けて、本作はもっとミステリに振った、という感じですかね。青い人がいっぱいいそうでした。
http://planetlaika.moe-nifty.com/blog/2007/06/post_2c26.html
なんか乙一さんの芸風に似ているなぁと思いました(悪い意味じゃないですよ)
http://eccentriclife.blog101.fc2.com/blog-entry-202.html
どう言えばいいのかかなり迷うんですけど感覚的に近いものを感じます。
文体はあっさりしているのに後からジワジワ嫌なものが近寄ってくる感じとか、事実関係などでも言わなくても察しろ的なかんじで削ってあるシナリオとかが特に。