雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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北村薫『1950年のバックトス』

1950年のバックトス

1950年のバックトス

 感動物だと思ったら怪奇幻想だった。この表紙はある意味、トリック。感想はこちら

時間物だけでなく怪奇幻想も好んで読む秋山としては、どちらにせよ満足できたので結果オーライだが、感動物を期待して手に取ったひとは憤るのではないだろうかと危惧してしまう。

 以下、感想リンク。やはりいきなり怪談から始まっていることに驚かれた方が多いみたいですね。

ちょっと幻想的なものや洒落の利いたものなど、北村さんらしい作品に頬を弛めながら読んでいたら・・・
最後の「ほたてステーキと鰻」で思わぬ再会があり・・・ドキッ。

http://plaza.rakuten.co.jp/kurimuubu/diary/200708250000/

本作は、ちょっとホラーめいた物語やほのぼのとさせる物語、著者が直接顔をだして落語調に語ってみたり、お得意の日常の謎はもちろんのこと、ユーモアあふれる物語もあったりと、盛りだくさんの内容だ。北村氏の魅力を多方面から味わえる。

http://blogs.yahoo.co.jp/zo_no_mimi/24438948.html

私はミステリも好きだけど、
北村薫に限って言えば、こういう
日常を淡々と語っていく短編も大好きです。

http://blogs.yahoo.co.jp/nozoko23/35904484.html

初めのほうは背筋が冷たくなるのを感じ、読み続けられるかと思いきや落語調の一遍へと切り替わり。
それぞれのシチュエーションで、それぞれの世界に、時間に翔ぶ――それが短編集のよいところです。

http://bara.exblog.jp/6164300/