今週の『週刊文春』を買ってきました。
目当てはもちろん、ミステリーベスト10、通称文春ミスだったのですが……端的に言って、あまり面白くありませんでした。
ランキング結果が他のミステリランキングと似通っていて個性がない……と言うのは、まあ、いいのですが、純粋に読み物として、あらすじ紹介に尽きていて面白味に欠けるように思いました。一応、各作品につき評論家や書店員が「ここが魅力!」と称して一言だけコメントを寄せているのですが、あまりに短く、キャッチフレーズのようでした。唯一、読みどころだったのは千街晶之による国内総評と池上冬樹による海外総評。
ちなみにランキング結果はこちら。
とは言え、これで今年のミステリランキングは全部、出揃いましたね。近く、まとめ記事を書こうと思います。