2011年12月31日、冬コミ3日目、東プ51a「雲上回廊」にて、最新作『PNOS』を頒布致します。
と、言うわけで公式ページを更新しました。ハラさんの手による、力の入ったパッケージイラストがお出迎えします。
読み方は?
ぴーのす、と読みます。
ですが、ぴーえぬおーえす、でも構いません。
『PNOS』って?
『PNOS』は2009年5月のCOMITIA 88において「せかいを物語るシステム」というキャッチフレーズでリリースされた作品です。その後『PNOS ver.2』『PNOS ver.3』『PNOS ver.4』と3回に渡り、バージョンアップの名のもとにシナリオを追加していきましたが、この冬にリリースする『PNOS』をもって完成となります。
最新の『PNOS』は過去のバージョンに収録された内容を、すべて含んでおりますので、今までの作品を集めていただく必要はありません。なお、総分量としては、だいたい文庫本5冊程度になります。
オムニバスノベルゲームについて
『PNOS』は全12のシナリオより構成されており、それぞれのシナリオにおける主人公は共通していません。シナリオによっては同じ場面を、異なる人物の視点から描き出されており、群像劇的な面白さがあると思います。
例えば、ある人物がバーのカウンタ席で、ひとりで飲んでいる場面。客である彼にとっては、その場の登場人物は自分とバーテンの2人しかいませんが、他のシナリオで、バーテンが語り手となるとき、彼の視界には何人も客が見えていたりします。そして言うまでもなく。テーブル席に座っている他の客にもまた、別の物語があるのです。
中の人について
秋山真琴、1984年生まれ。東京都在住。
1999年にホームページを立ち上げて、小説の発表を始めました。『PNOS』は、小説を書き始めてから10年間の集大成にして、次の10年間を代表する作品にしようと思って書きました。よろしくお願い致します。