名古屋市昭和区で開催されているボードゲーム会「謎マジックの集い」に参加してきました。
元々、立ち上げメンバーがマジック・ザ・ギャザリング好きだったらしく、マジックを遊ぶための会だったらしいですが、現在は主催の和樹さんがボードゲームの方に傾いたために、主にボードゲームを遊ぶ会になっているとのことです。
最初は、ふらりと遊びに行こうと思っていたのですが、惨劇RoopeRを遊ぶ会で知り合ったTKさんとうめゆさんと『マンション・オブ・マッドネス』を遊びましょうということになって前半は主に『MoM』を遊んでいました。
会の雰囲気ですが、なかなかのんびりして居心地が良かったですね。タイミングが合えば、次回以降も参加していこうと思います。ちなみに主催者さんが、写真レポートを上げられています。今日は、普段以上に重めのゲームが遊ばれたみたいですね。
以下、遊んだゲームの感想など。
マンション・オブ・マッドネス
(プレイ時間:240時間)
TKさんがGMとなり、探索者4人でダンウィッチ郊外に挑みました。
果敢に攻め込み、何人もの死者を生み出しては「次のクローンは上手くやってくれることでしょう」と転生を繰り返し、冒険していきました。けっこう、うまいこと出来たんじゃないかしらと思っていたのですが、つけていた目星が、ことごとく外れ、結果的に後回しにしていたところに手掛かりがあったりして、完全なる無駄足が発生したのが痛かったですね。
最終的に手数を計算して「マスターの妨害を一度も受けずに、敵の攻撃がすべて外れたら勝てる……!?」という状況に持ち込めたところで、協議終了としました。準備時間を含めると4時間半くらいでした。けっこうな長時間ゲームでしたが、程よい緊迫感と、程よいゆとりがあって(いや、結果的に、ゆとりはなかったんですが)、そんなに長時間、遊んでいたという印象はないですね。
これで『MoM』を遊んだのは4回目くらいですが、やはり経過の楽しいゲームですね。クリアできるかどうかより、中盤のドキドキを楽しんだり、いかに上手いことプレイングするかのゲームかなという印象です。楽しかったので、また機会があれば遊びたいですね。
(TKさんGM、村田さん、くろうさん、うめゆさん、秋山探索者)
フレスコ
(インスト:15分、プレイ時間:65時間)
続いては主催の和樹さんインストで『フレスコ』です。
修復師となって、天井画を再生するというゲームで、前々から気になっていたゲームです。
これは、非常に面白かったですね。最下位プレイヤから順にプレイ番を決めて行って、それに従って塗料を買ったり、修復したり、バイトしたり、塗料を混ぜ合わせたり、部下を劇場に送り込んで不満を解消したり……、正統派ドイツゲーム(ただし1時間で終息)みたいな感じでした。特に、最下位プレイヤがスタピーになるというところが、順位の平準化に寄与していて、ドイツゲーム感がありますね。
最初はホワイト企業を目指して、ワーカーを増やしてみましたが、結局、手番が最後だと出来ることが少なく、ワーカーを持て余してしまいます。ワーカーを増やすより、むしろ、どんどん修復して、毎ターンの基礎収入を底上げして、拡大再生産した方が良いのかもと思い舵を切ってみましたが、どうも上手く機能せず、結局、最終ラウンドに向けて、他プレイヤに付かず離れずで最下位を維持し、スタピーの権利を最大限に駆使し、一気に得点を稼ごうとしましたが、結局、たけださんに逃げ切られてしまいました。
なかなか面白かったですね。機会があれば、上級ルールも遊んでみたいです。
(たけださん73点、秋山66点、和樹さん58点、くろうさん57点)
トイレ
(インスト:5分、プレイ時間:10分)
最後は山登りの最中にトイレに並ぶという、一風変わったカードゲーム。本来は2ディール遊ぶところ、片付けの時間も近づいていたので、2ディールだけ遊びました。
近いゲームはなんですかね。やってることは『ブクブク』に近いのですが、プレイ感は、むしろ『ニムト』に近いです。いわゆる「いっせーのーせ」に含まれるゲームなので、苦手な部類に入るのですが、もう少し研究してみたいなとも思います。
面白かったです。
(たけださん12点、和樹さん26点、秋山45点、くろうさん46点)
おわりに
名古屋の施設は、土曜日は21時まで使用できるそうですが、日曜日は16時半に終わってしまうとのことで、終わった後は近くのファミレスに食事に行きました。
1100円くらいでメイン1皿、サラダ1皿、ドリンクバーに、ピザの食べ放題(時間無制限)がつくという、目を疑うコストパフォーマンスを実現したお店で、いろいろなピザを堪能しました。次回は7月21日とのことで、楽しみです。