雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ミスボドちょっといい話(略してミスはな)

 一昨日のミスボドで、ちょっと良い場面があったので、ふたつ+α紹介させてください。


 ひとつ目は、夕方に差し掛かった頃のことでしょうか。
 来場される方が落ち着いてきたので、受付の内側で、にゃかのさんと「軽く遊びましょうか」と言って『ベニスコレクション』を開けていたときのことです*1
 たしか、がとぅさんだったと思うのですが「素敵な美女が『カルカソンヌ冬』を遊びたいと言っていますが、誰かインストできる方はいますかー!」と声を張り上げてくださいました。顔を上げると、ゲーム置き場の『カルカソンヌ冬』が置いていたあたりに、カエルさんとカエルさんのご友人が立っておられました。
カルカソンヌ冬』をお持ちになられたのはマツダさんだったはずですが、立ち上がったものの、見える範囲にはいませんでした。その代わり、初心者卓担当に名乗りをあげてくださっていたアル隊長が、ちょうど休憩されていたので、名前を呼ぼうとしたら、にゃかのさんが「アル隊長! ちょっと!」と呼んでくださいました
 その後、やってきたアル隊長とカエルさんを引き合わせて、無事に卓が立ったのですが、がとぅさんが、さらに「素敵な美女と一緒に『カルカソンヌ冬』を遊びたいという方は、いらっしゃいませんか!?」と声を張り上げてくださったこと。そして、もうひとつ、この日、アル隊長が『カルカソンヌ冬』を遊ぶのは2回目だったはずですが「このゲーム、今日は、もうやっちゃったんだよね〜」みたいな嫌がる様子はなく「よし、やりましょう!」と朗らかに受けてくださったことに感動したことも、付け加えておきたいと思います。
──尚、この一連の展開の中で、秋山がやったことは、ただ立ち上がって、周囲を見回して、数秒後に座っただけなので、概ね何もせずにぼんやりしていたのとイコールですが、参加者同士が素敵に連携して、良い結果が生まれたなと思ったので、せめて、ここに書き記しておこうと思った次第です。


 ふたつ目は、先ほどの出来事から2時間後くらいでしょうか*2
 受付でぼんやりしていたら、初参加のフジさんとrekolegoさんが、ゲーム置き場のあたりで佇んでおられたので「気になるゲームがありますか?」と聞いてみました。
 すると「『スモールワールド』を遊びたいのですが、ルールが分からなくって」と教えていただきました。ミスボドで『スモールワールド』と言えば、もっちぇさんです。周囲を見回してみると、部屋の真ん中くらいでブルオさんたちと遊んでおられるのを見つけました。近付いてみると、ちょうど点数計算に入ったところです。
「もっちぇさん、お願いがあるんですが『スモールワールド』を立てていただけませんか」
 と、お願いしたところ、快諾していただけたので、その旨をフジさんにお伝えし、さらに空いている卓を探し「あそこを使ってください」と案内しました。その後、片付けを終えたもっちぇさんがフジさんたちに合流し、無事に『スモールワールド』が始まったのを、受付から眺めていました。
 ちなみにフジさんのTwitterを見ていたら『スモールワールド』をたいへん気に入ったrekolegoさんは、翌日には、もうお買い求めになられた様子です。


 と言うわけで、ミスボドちょっといい話、略してミスはなでした。
 ここから+αに入ります。


 昨日、マツダさんが、ミスボドのレポートを書かれていたのですが、非常に重要な示唆が含まれていたように思います。

持ち込みの考え方として、いわゆる定番ボードゲームを中心に据えている。これはミスボドの特徴なんだけど、初心者、最近ボードゲームに興味を持ちました、ボードゲーム会初参加です、ミスボド初めてです、ミスボドしか行かないですねー、という方を見かけることが多いから。

http://d.hatena.ne.jp/tiisanaoppai/20140216/1392517695

 マツダさんのレポートは、とても良いので、是非、リンク先を読みにいっていただきたいのですが、上に挙げた、ふたつの話は、いずれもそもそもカルカソンヌ冬』や『スモールワールド』を持参してくださった方がいなければ、発生すらしなかったと言えるように思います。
 同様の事象は、今までも度々あったのですが、今回、改めて気付き、良かったなあと感じたので記事にしました。これからも、こういう、いい話が、いっぱい生まれると良いですね。皆さん、ありがとうございました。

*1:たいてい、こういう、ちょっと油断した瞬間に、何かが起きるんですよ……。

*2:たしか、ミスボド館の殺人の解決編の直前くらいでした。こういう、ちょっと隙間の時間で、何かが起きるんですよ……。