雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

年末に下北沢の書店を逍遥したときのこと

 1ヶ月ほど前ですが、下北沢をぐるりと一周しながら、書店巡りをしました。
 ちょうど西荻ブックマークの翌日で、疲れと酔いが抜け切らないまま決行したのですが、下北沢の街並みは楽しく、存外に充実した時間を過ごすことができました。
 以下、回ったお店をかんたんに紹介します。

古書ビビビ



 まずは文フリ勢御用達! 下北沢の皆の見方、古書ビビビさんです。
 下北沢文化をきちんと受け止め、それを表現するという点において、まさしく「下北沢の古本屋ならビビビ!」と言えるでしょう。店員さんに断って店内も撮影させていただきましたが、同人誌も多く取り扱っています。雲上回廊からも『墨妖』『山吹色外典』『幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉』を置いていただいています。
 TAGRO『マフィアとルアー』と高村暦『裏切りナルキッソス』を買いました。

古本 ほん吉


 ビビビさんが下北沢らしさを追求したお店ならば、その斜め向かいにあるほん吉さんは、清く正しく真っ当な古本屋と言えるでしょう。
 吉祥寺のよみた屋さんの副店長も務めた方が独立したお店で、よみた屋さんで培われたのであろう気遣いが随所に感じられます。店内は高い天井を活かし、かなり上の方まで本棚が伸びており、並んでいる本をきっちり確認するために首が痛くなるのも愛おしいです。本だけでなく絵や人形などの雑貨も扱っているのが、ちょっと面白いです。比較的、目立つところに占い関係やジェンダーが占めてあり、下北女子を狙っているのかな、と。

クラリスブックス


 羊のロゴマークがかわいいクラリスブックスさんは、神田で修行を積んだ方が、ちょうど1年前にオープンしたお店。店内は白で統一されており、並んでいる本も美品が多め。古本屋という言葉に反するオシャレさです。
 シド・マイヤーの本が置いてあってテンションが上がったけれど、中身は、チェスやチェッカー、囲碁などの伝統ゲームを紹介している本で、しかも1500円。ボードゲーム勢の人間として、かなり心惹かれるものはありましたけれど、1500円とやや高めだったこともありやめました。

七月書房


 下北女子向けのファンシー雑貨も扱っているお店。
 残念ながら、この日はお休みで、窓ガラス越しに店内を眺めるだけでしたが、グッズが多めで、楽しそうな空間でした。

B&B


 こちらも外せませんね、新刊書店でありながらカフェ機能とイベントスペース機能を持ち、本にちなんだオリジナルの雑貨を展開しているお店です。
 店名の片方のBは、BeerのBで、カウンターでは生ビールを頼むことが出来ます。秋山が訪れたときは、コーヒーを飲みながら買ったばかりと思しき本をテーブルで読んでいる女性客も何人かいました。また、よしもとばななが懇意にしているらしく、店内にはばななコーナーもありました。
 次回はイベントがある日にお伺いしたいですね。

汽流舎


 残念ながら、七月書房さんと同じく、汽流舎さんもお休みでした。
 そして、このタイミングで、ピリカタント書店を訪問し忘れたことに気づいて衝撃。けっこう歩き回ったので、今さら駅の反対側までは行く気にならず、断念……。

ダーウィンルーム


 生物学にターゲットをしぼった書店さん……と言うか、何と言うか……。
 扉を開けると、真っ先に目に飛び込んでくるのは動物の標本! 標本! 標本!
 思わず「高っ!」と呟いてしまうようなものから、存外に安くて「あれ? これなら手が届く……?」というようなものまであります。イメージとしては、理科の先生のデスクに飾られているあれこれが、一堂に会している感じです。
 書籍はほとんどが新刊で、動物関係が多めでした。本を買うというよりかは、雑貨を見る、に近いかもしれません。カウンター席があったので、カフェ機能もちょっとだけある要素です。

ドラマ


 最後はチェーンの新古書店……と言っても、秋山は初めて見ました。
 当たり前ですけれど漫画に注力している様子で、奥の文芸コーナーには、あんまり人がいませんでした。

終わりに


 と言うわけで、下北沢逍遥でした。
 ピリカタント書店さんには行けませんでしたし、七月書房さんと汽流舎さんはお休みだったので、次回はB&Bでイベントをやっているタイミングに併せて再挑戦したいですね。
……ちなみに、帰りに乗っていた電車で人身事故に遭遇しました。あんな風になるのですね、驚きました。