雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第3回「東海アナログゲーム会」レポート

 名古屋市内の某所で開催された、わりとクローズドなゲーム会に参加しました。
 基本的には会員制で、会員の紹介でないと入れないとのことでしたが、「インストするひとが少ないから、ちょっと手伝ってよ」と頼まれ、ほいほい伺いました。
 会場に入ると、いきなり「インストが上手い人」と紹介されて「じゃあ『パンデミック』のインストお願いします!」と振られました。『パンデミック』を最後に遊んだのは2011年7月なので、細かいルールは、さっぱり忘れています。
「はい、構いませんよ。その代わり、ちょっと時間ください」と言って、必死にルールブックを読み込みましたとさ。

ブロックス


パンデミック』のインストを終えたところで、ひとり浮いている方がいらっしゃったので『ブロックス』で遊ぶことに。
 2人で遊ぶ『ブロックス』は、わりとガチな殴り合いで、しかし初プレイの方とも手を抜かないことに悪しき定評のある秋山は、ふつうに攻め込んで、当然のように勝ちました。
 ですが、まあ、最初の一回はお遊びです。「ルールが分かったところで、もう1回、遊びましょうか」と誘って、もう一回。わりと堅実に考えられる方で、先ほど果敢に攻めこまれたことが悔しかったのか、あるいは「攻めても大丈夫なのか」と心理的抵抗が取れたのか、ぐいぐい攻めてきます。
 ゲーム中、何度か苦しい場面をくぐり抜けて、最終的には僅差で買ってしまいました。勘所を掴むのが上手な方と遊ぶと、頭が沸騰しそうになりますね。

海底探検


 続いては6人でオインクゲームズさんの『海底探検』を遊ぶことに。
 ある程度のところまで潜ると見せかけて、あまり欲をかかずに、適当なところで帰還するのがポイントのゲームだと思っています。1ラウンド目も2ラウンド目も、速攻で帰って、1人、悠々とポイントを獲得しました。
 が、3ラウンド目では恐ろしいまでにダイス運に恵まれず、踏み台にされ、踏み台にされ、沈んでいきました……。そして、まさか、3ラウンド目に財宝を持ち帰った方に、逆転勝利されるという、けっこうな劇的展開。良いですね。

休憩

『海底探検』を終えた後は、『タイムボム』をインストしたりして、後は見守っている内に閉会時間となりました。イエローサブマリンを覗いてから帰宅。
 夜はShikitaが泊まりに来たので、何作か2人で遊びました。

ヨットレース


(プレイ時間:25分)
 まずはウィティッヒのアブストラクト。前々から遊びたいと思っていたゲームです。
 遊び始めてすぐに「これは時間の掛かるやつや……!」と。完全情報ゲームでありながら、考えどころが多く、1手番に時間が掛かってしまうのです。しかも、先読みしづらいという。
 途中から、さくさくプレイを心掛けて時間の短縮化をはかりましたが、長考派の方と遊ぶと、1時間も、2時間も掛かりそうです。
(秋山勝利

ブルフロッグズ


(インスト:10分、プレイ時間:30分)
 続いてはShikitaがキックスターターで入手したという、カエルと蓮の葉のゲーム。そのテーマから、カエルさんと遊ぶといいんじゃないかと思いました(安直)
 面白いエリアマジョリティでした。手札が場にカエルを投入するためのアクションカードであると同時に、プレイした後はカエルが投入される先になるエリアになるという2種類の意味を持っているのが面白いです。多くのアクションが実行できるカードは、3エリアしかないので、対戦相手に独占されやすいですし、ジレンマもあります。
 ポイントは投入したカエルの再利用ですね。ゲーム中、投入できるカエルの数は決まっているので、一度、投入したカエルを、いかに複数、使用するかがポイントになるかと。
(秋山54点、Shikita44点)

カルカソンヌ


(プレイ時間:25分)
 翌日のミスボド名古屋に向けて、カルカソンヌの2人戦の練習。
 久しぶりに『カルカソンヌ』を遊ぶとのことで、草原のルールから説明したのですが、さっくり負けました。しょんぼりずむ。
(Shikita104点、秋山85点)

カプチーノ


 気楽にできる2人用ゲームということで、久々に遊びました。
 コンポーネントが良いですが、なかなか場所を食うので、持ち運びしにくいのが難点ですね。

勝手にしやがれ


 自分の中では、もう完全に2人用ゲームの定番に入った『勝手にしやがれ』をプレイ。
 Shikitaとは相性が悪かったのか、なかなか成功しませんでしたが、最後に噛み合いました。

ワバンティ


『ヨットレース』に引き続き『ワバンティ』も遊びました。
 計2回、遊びましたが、1回目は最初に振ったダイスが4つくらい6の目で詰みました。初手でダイス運が悪いと、何もできないまま封殺されますね……。

終わりに

 よく参加するゲーム会において、自ら名乗り上げてインストすることは多いですが、インスト勢として呼ばれて、せっせとインストするという経験は、なかなかありません。楽しい時間を過ごせました。