川崎にある、かつて香港にあった九龍城をモチーフとしたゲームセンター、ウェアハウスにて開催されている周遊型リアル謎解きゲーム『電脳九龍城からの脱出2 取篭メラレシ姫ノ呼声』の感想です。謎に対するネタバレはしないよう注意していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
貴方は見知らぬ場所にいた。
先程までゲームセンターで遊んでいたはずなのに、
此処は何処だろう。
「電脳九龍城へようこそ!」
部屋の天井に設置されたスピーカーから声が聞こえる。「君は、どんなゲームもクリアできる
プロゲーマーだと自称しているそうだな。
そしてもう普通のゲームには飽きているとも。
そんな君のために1つ、新しいゲームを用意した。
この電脳九龍城に取篭められた姫を
救出して脱出できるかのゲームだ。
制限時間は90分、
君は生きてこの城を出ることができるかな……?」制限時間以内に全ての謎を解き明かし、
http://warehousenet.jp/kowloon2/
電脳九龍城から脱出しろ!
結果
別にプロゲーマーだなんて名乗っていないし、ふつうのゲームにも飽きていないのに、えらい事態に巻き込まれてしまい、まったくもって困りました。と言うか、ゲームセンターに囚われるのなら、毎日、遊んで暮らせるので、それはそれで良いな! と思ったけれど、渡された爆弾が90分後に爆発すると言うので仕方なく脱出することにしました*1。
脱出率
不明。
閉じ込められる前
前作『電脳九龍城からの脱出』は、今までに体験した周遊の中でも、五本の指に入るくらい気に入っているものだったので、はじめから期待値が高かったです。
さらに周遊なのに、90分という制限時間がついているのも珍しく「よし! がんばろう!!」と公演型と同じくらいのテンションで挑みました。
閉じ込められてから
「まあ、最初は、さくさくですよねー」
リアル謎解きゲームに初挑戦という方ならば戸惑うかもしれませんが、さすがに序盤は、たいしたことはありません。指示された場所に行き、掲示物を見れば「なるほど、そういうことね」と瞬殺できました。
前作と異なり、1階から5階までを何度も何度も昇り降りする必要はなく、ひとつひとつのステージは、その階で完結するように作られており、まずは受付のある4階で謎を解いて、それが終わったら次の階、それが終わったら次の階と、スムーズな導線でした。
途中、喫煙ありのスペースに踏み入れなければならないので、嫌煙家の方はしんどいでしょうが、さくっと移動して、さくっと掲示物を撮影するなり、箱を開けるなりして、さっと離脱すれば、まあ、大丈夫ではないかと。
終盤に至り、ちょっと詰まり、
「やばい、このままだと間に合わない!?」
となり、慌てて4階の受付に戻り、受付脇に置かれていたヒントを確認します。
「……あ、なるほどね~!」
親切設計です。
すぐに分かりました。
後は、念のため確認して。
それから90分の制限時間が来るギリギリまで、5階のダーツスペースで検討を繰り返して「ま、これで提出しよう」と決断し、受付に戻りました。
脱出を終えて
ひとりで脱出成功でした。
前作同様、ネットカフェの30分無料券や、コインゲームやクレーンゲームの無料券を貰ったので、まずは、飲み物でも飲もうとネットカフェに行きます。受付を済ませ『進撃の巨人』の最新話を読みながら、軽く反省会。
その後は、コインゲームをダラダラと遊んでから、クレーンゲームでお土産を貰って帰りました。結果的に3時間くらいいたのかな。入店する頃には、明るかったのに、出る頃には真っ暗でした。
要素 | 5段階評価 |
---|---|
オススメ | ★★★★★ |
探索 | ★★★★ |
物量 | ★★★ |
ストーリー | ★★★★ |
ゲームセンター度 | ★★★★★ |
*1:平たく言うと脱出成功