妄想ゲームズさんのゲームマーケット2017秋の新作『ふうせんゲーム』を遊びました。
12歳の少年が考案したゲームと言うことで、ドキドキしながら遊んだのですが、これは面白かったです。
ふうせんがどこまで高く飛べるかを予測しつつ、可能な限りのポイント獲得を目指すチキンレース系のゲームです。
いぬ、はと、えだ、そしてわれたと言う、4種類計7枚のおじゃまカードがあり、これを毎ターンめくっていきます。たとえば「いぬ」に対しては「ほね」、「はと」に対しては「パン」、「えだ」に対しては「はさみ」といったアイテムカードを持っていれば、該当するおじゃまカードがめくられたときに、対応するアイテムカードを公開することで、ふうせんを守ることができます。
対応するアイテムカードを出すことができなければ、ふうせんは割れてしまい、そのラウンドは一切の点数が得られなくなります。
尚「われた」カードは必ず割れてしまうので、どんなにアイテムカードを網羅していても負けるときは負けます。
シンプルでよく出来ています。
何よりも見通しを立てやすいのが良いです。
手札と場の状況を見れば、どれくらいのパーセンテージで生きるか死ぬかが容易に分かるので、突き進むか撤退するかの判断をしやすいです。その一方で、他プレイヤの獲得済み点数も見えているので、
「分が悪いとは分かっているが、進まざるをえない!」
みたいなときもあって、チキンレースの醍醐味も味わえます。
気軽に遊べる良いゲームです。