BrainBrainGamesさんのゲームマーケット2019大阪の新作『ニワトリかラマかポーカー』を遊びました。
3人から5人で遊べるブラフ要素のあるチキンレースゲームです。
前作『ニワトリかラマか』は、とにかく革新的なゲームでした。
お札というコンポーネントに折り目などをつけ、相方にメッセージを送るという今までにないゲームでしたが、この『ニワトリかラマかポーカー』は、同じコンポーネントが2セットあれば遊ぶことができる、まったく異なるゲームです。
タイトルにはポーカーと記載がありますが、ポーカー感はあまりありません。
むしろ、ラマの枚数で多い方が勝ち、ニワトリが1枚でも含まれていればバーストという観点で考えれば、チキンレースと表現した方が正鵠を射ていることでしょう。
また、折り目をつけることで、自分だけがカードの表側かニワトリなのかラマなのか知っている、もしくは知っている素振りをするという観点において、ブラフの要素も入っていると感じました。
あるいは、このブラフの要素をして「ポーカー」というタイトルに至ったのかもしれません。
上手いこと、自分が知っているカード、つまり自分がつけた折り目を確認できれば有利にゲームを進められますが、あまりそれにこだわりすぎて、危ない橋を渡ることを避けつづけていると、他プレイヤに差し込まれることもあります。
さも、お札の中身を知っているかのようにポーカーフェイスで遊ぶのが楽しいゲームです。
『ニワトリかラマかポーカー』があれば、『ニワトリかラマか』も遊べるので、ちょっとお得というのもポイントです。