るりるりゲームズさんのゲームマーケット2018春の新作『れんきん!』を遊びました。
2~4人で遊べる、モノ感の高いボードゲームです。
プレイヤは見習い錬金術師となり、まずは個人ボードにある教科書を完成させることを目指します。
資源を駆使して、錬金式を完成させ、いちはやく25という数字を作り出したプレイヤが、金の錬成に成功したことになり、ゲームに勝利します。
アートワークの可愛らしさや、『けいおん!』を連想するキャッチーなタイトルはさておき、るりるり感のあるコンポーネントが、マジでヤバイです。
これは、もう、ヤバイとしか言いようがありません。
だって、どこからどう見ても、錬金術師の工房ですよ。
この設備を使って、資源を生み出すという時点で、テンションがうなぎのぼりです。
……が!
るりるりゲームズさんの作品を遊ぶのは、本作で3作目ですが、過去最高レベルにルールブックが難解でした。
と言うか、サマリーには記載があるのに、ルールブックには記載がない情報があったりして、錬金術師というテーマもあいまって、魔導書を解読している気分にすらなります。
そんなわけで、箱を開けてから、コンポーネントを組み立てて、実際にゲームを始めるまで、ざっと1時間半。
きっと……多分……こういうルールだろうという推測の元、遊び始めてプレイ時間は40分。合っているルールで遊べたと信じたいです。
ゲーム自体は、パズルの魔法陣を、ベースにしたものと察せられます。
足し算引き算掛け算割り算を駆使して、25という数字を目指します。ピースは有限で、他プレイヤに欲しかった数字を取られてしまうと、他の計算式で25を目指す必要が出てくるので、他プレイヤの動向にも睨みを利かせる必要があり、けっこう面白いです。
とは言え、目当ての資源が、首尾よく得られるかどうかは運の要素もあって、やむなくいばらの道を歩むことになることもあったりなかったり。
遊び始めたら、けっこう面白かったのですが、いかんせん遊び始めに時間を要したことと、結局、正しいルールで遊べているのかどうかが分からず、難しいところです……。
難しかったよー。何をどうして、どうすればいいのか、よく分からなかったよ。工作は楽しかったけどね!
過去最高レベルにルール解読に手間取ったね……
ただのカードやボードだけじゃないコンポーネントが、面白いと思う。ルールが大変だけどね
そうね
でも、ルールより工作だよ、大変なのは。出来上がったら勝ったようなもんだよ