雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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活版印刷されたポストカードで謎解き『オバケ商店街 V字回復大作戦』の感想

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 2018年10月13日から14日にかけて開催された宝探し万博2018で販売された持ち帰り謎『オバケ商店街 V字回復大作戦』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。


 宝探し万博のグッズ販売所で購入した持ち帰り謎です。
 店員さん曰く「弊社の社長が活版印刷にはまっておりまして、活版印刷されたポストカードで作った謎解き」とのことです。


 ご存知のない方に説明すると、活版印刷というのは、凸版印刷の一種で、データに基づいてプリントするデジタル印刷とは異なり、印刷物のオリジナルとなる版を作り、そこに塗料を塗って、紙を押し付けて印刷するタイプの手法です。
 手によるところが多く、結果的に、刷り上がったものごとに塗料の量が異なったり、場所によってはにじんだり、版に押し付けるので紙が凹んだりします。
 ひとによっては古くさく感じるかもしれませんが、個人的には、味わい深く愛着を覚えます。


 そんなわけで、タカラッシュの社長がハマっているらしい活版印刷のポストカードで作られた持ち帰り謎を遊んでみたわけですが。
 これは良いです。
 とても良いです。
 封筒を開けて、ポストカードを取り出した瞬間から、楽しい時間がスタートしました。


 プレイに要した時間は40分ほど。
 もっと早く解くこともできた気がしますが、丁寧に作り込まれたポストカードを1枚1枚、隅から隅まで愛でるように読みながら遊んだので、そこで時間が掛かったかもしれません。
 謎の作りとしては、全体的に「きれい」だと感じました。
 収まりが良いと言うか、すっきりしているにも関わらず、かんたん過ぎないので、謎解き初心者から慣れている方まで、幅広く遊べるように思います。
 けっこうオススメです!


活版印刷、きれいだったねー。まさか、○○させられるとは……

まあ、○○しなかったけどね。もったいなさすぎた

活版印刷、ありがてぇ、ありがてぇ

なんで、いきなり農民みたいになったの

なんとなく