報告が遅くなりましたが、11月4日に、江戸川区立東部図書館にて「ボドゲってなに? ~IGWは東部図書館でボードゲームを!~」というお題で講演をさせていただきました。
そのときの様子を少し振り返ろうと思います。
お受けするにあたった経緯
講師として、立たせていただく経緯については、講演前に書いた記事がありますので、そちらをご覧いただければ幸いです。
当日の様子
当日は13時にお伺いさせていただき、事前に会場でのマイクテスト等を行いました。
写真はちょうど実施されていた企画で、本の書き出しがプリントされた紙で巻かれている状態の本を借りてみようというもの。落語の用語で、ネタの前置きを枕と呼びますが、それに由来している様子です。「眠れない本もあります」という注書きが、けっこうツボでした。
マイクテストを終えた後は、別室で時間まで待機しましたが、どれくらいお客さんに来てもらえるのかドキドキの瞬間でしたね。
講演の様子
時間になったので、入室すると、思っていた以上にお客さんがいて驚きました。
数え忘れましたが、30名くらいだったでしょうか。
写真は、エッセン新作の『Fuji』と、カナイセイジさんの『ラブレター』です。
「ボドゲってなに?」がお題でしたが、講演の最初に挙手をつのってみたら、参加者の大半がボードゲーム経験者だったので、どうかな? と思いましたが、ボードゲーム市場や人口の増加、ドイツとの比較、パブリッシャーの違いや日本人デザイナの活躍等、興味深く聞いてくださったみたいで、アンケートの評価は上々でした。
秋山自身、人口の推移や、ドイツとの比較は、今回の講演にあたって資料をあたったのですが、けっこう面白い内容が多く、改めて勉強してみると面白いなと感じました。
講演の後は、実際にボードゲームに触れてみようということで、短めのゲームを中心に参加者にも遊んでいただきました。
嬉しかったのは、ボードゲームサークル「まんまる」のHatadaさんがいらしてくださったことですね。
このブログにも何度か書いていますが、ミスボドは「まんまる」に憧れて始めたゲーム会ですので、非常に光栄かつ恐縮でした。
また『真贋のはざまで』のUnigamesさんも来ていただきました。
図書館でボードゲームについて
講演後、ゲーム研究家の草場さんと会う機会があったのですが『図書館とゲーム』という本を紹介いただきました。
日本図書館協会が発行している本で、人々が集う拠点としての図書館で、ボードゲームを扱うことについて書かれた本です。何年も取り組まれていらっしゃるとのことで、これまでの実績やノウハウについても書かれており、今後、図書館でボードゲーム関係のイベントを企画するのであれば必読の一冊です。
秋山も、まだ読めていませんが、機会を見て読む予定です。
図書館とゲーム―イベントから収集へ (JLA図書館実践シリーズ)
- 作者: 井上奈智,高倉暁大,日向良和
- 出版社/メーカー: 日本図書館協会
- 発売日: 2018/11/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
終わりに
精一杯がんばりましたので、お越しくださった参加者の方にも、図書館スタッフの方にも満足いただけたのではと思いますし、自分自身、非常に貴重な体験をさせていただきました。
ボードゲームを広めていく活動については、今後も精力的に対応させていただければと存じます。何かありましたら、是非、お声掛けください。