通勤通学で横浜駅をご利用の方は、気づいているかと思いますが、横浜中央郵便局の別館部分がリノベーションされ、横浜駅直通で『アソビル』という新しい施設が3月15日にオープン予定です。
3月1日から3階部分がプレオープンし、ぺこらさんが訪問してきたので、今日は、実際にアソビルに行ってきた様子を伺います!
そもそもアソビルとは?
わくわくドキドキする体験を提供する、複合型体験エンタメ施設! だそうです。
このコンセプトからして、ちょっと親近感を覚えますね。
このブログでは、ずっとボードゲームや謎解きの感想を、毎日1記事書きつづけていますが、これからはリアルな体験と、人とのつながりがさらに意味を持ってくる時代だと思っていて、そういう時代にマッチした施設だと感じました。
いわゆるカラオケやボーリング、ゲームセンターみたいな感じではなく、このアソビルに入るテナントは、リアル脱出ゲーム、ショートフィルム、ものづくり(ハンドメイドやDIY)、子ども向け、そしてスポーツというラインナップが揃っています。
冒頭にも書いたとおり、正式オープンは3月15日ですが、MONOTORYと名付けられたものづくりワークショップが体験できる3階部分だけが昨日からプレオープンされているので、一足お先に中の様子を見ることができました!
会場へのアクセス
元横浜中央郵便局の別館ということで、立地は横浜駅の南側です。
ボードゲームリサイクルCUBEや、JELLY JELLY CAFE横浜店の線路を挟んで反対側、アニメイト横浜の近くと言えば、分かるひとには分かるかもしれません……。
ご覧の通り、オープン前ということもあり、まだ工事中感が残っています。
オープンすれば地下鉄ブルーライン高島町方面に向けて通り抜けられるようになるので、はまりばカフェ(横浜のボードゲームカフェ)へのアクセスも向上します。
MONOTORYのプレオープン期間中ということで、現地には、このようなパネルが置いてありました。
この写真の右奥に見えているのがエレベータの扉で、ここから3階へ移動が可能です。また、パネルの向こうには、エレベータマップがありますが、カゴによって止まる階が異なるみたいですね。1階からはすべての階にアクセスできますが、たとえば地下1階のバーラウンジから子ども向け施設の入った4階やスポーツコートのある屋上へは直通ルートがなく、必ず1階で乗り換える必要があります。
ここらへんの導線の作り方は、ターゲットとしている客層が明確に異なるから、少しでも便利にしようという心遣いがうかがえますね。
このエレベータは、郵便局時代のものを、そのまま使っているから、ちょっと古いんだって
3階「MONOTORY」の現地レポート
さて、ここからは写真多めでお送りしつつ、実際に現地を訪ねたぺこらさんのコメントをいただこうと思います。
空間的には、けっこう広そうだね。若干、薄暗い印象を受けるけれど、まだ正式オープン前だからかな。それとも、これくらいの光量の方が、かえってものを作るには向いているのかな?
確かに、そうかもしれない。フロア的には、手前にラウンジや物販コーナーがあって、その奥に、ものづくり体験施設があるの。ものを作らないひとでも、ラウンジでくつろいだり、売っているものを買ったりするのは自由にできるみたい。特に、出来上がりまで待たないといけない系のものは、ラウンジで待ったりするんだと思う。ドリンクカウンターもあるしね。オープン後は、アルコールの提供もあるらしいよ
えっ、そうなんだ!
後、これは驚き情報なんだけど、フロアは飲食自由なの。だから、なにかを作っている最中でも、食べたり飲んだりできるの。ただ、テーブルは木だから、こぼしちゃったりしたら、どうするのかなあ……
DIY TOOLSって書いてあるのが見えるけれど、ノコギリとかペンチ、ニッパーみたいな道具が買えるのかな?
そうそう。一部の商品は、正式オープン後に販売開始するみたいだけれど、けっこう本格的なものもあったよ
こっちは、小物や雑貨の売り場?
ハンドメイドアクセサリーのパーツみたいな感じだったよ、このあたりは。もしかしたら、ここで仕入れて、そのまま体験コーナーで作ったり、もしくは作り方を教わった後は、ここで部品を買って家で作ったりね
お花もいっぱいあるんだね。ここで作り上げたものを花でデコレーションして、インスタ映えを狙おうってことなのかな?
フラワーアレンジメントとかで使うんじゃないかなあ
完成品の展示もけっこうされているんだね。最後の蕎麦猪口ってあれでしょ、ざる蕎麦を食べるときに使う器。自宅にマイ蕎麦猪口があったら、ちょっとカッコイイよね。欲しい
これは完成品の展示ってわけじゃなくて、ただ単に売ってるんだよ。多分、これみたいなのを作ることができる陶芸教室も企画されてるんじゃないかなあ
Makuakeの専用ブースがあるけれど、コラボしているのかな? 数あるクラウドファウンディングの中でも、Makuakeはものづくりに特化しているから、組む相手としては最適かもね。ぼくも、今までヒラメキ工房の関場純さんが作ったゲームに投資したりしたよ
位置的には、ここが、いちばん受付に近いかな。『7つの秘宝』も置いてあったよ。ボードゲームを作ったり、あるいは遊べるのかなと思って店員さんに聞いてみたよ
ぼくが華麗にスルーしたところw,果敢に攻めたね。店員さんにはなんて言われたの?
ゲームの説明をしてくれたよ。『7つの習慣』が身につくって
そ、そう……
シャドーボックス体験
初日午前中の体験人数は3人しかいなかったから、私と後2人の女性でフロアを貸し切っちゃったの
え、なに、それすごいね
だから、エレベータを降りてラウンジに辿り着いた瞬間に、MONOTORYの支配人みたいなひとが挨拶してくれたり、案内もしてくれたの。後、社内報のためにカメラマンのひともいて、写真を撮られたよ
それ、ほんと、すごいね
飲み物を貰ったり、3000円分のクーポンを貰ったりもしたよ。午後は、もう少し参加者もいたみたいだから、そのひとたちも貰ったのかな。インスタグラムキャンペーンもやってたよ
シャドーボックスはどうだったの?
シャドーボックスっていうのを、初めて聞いたし、もちろんやるのも初めて。3人の内1人は、元々、先生の教室に通う予定だったらしく、そのお試しで来たの。もう1人は、とにかく色んなものづくりをやってみたいらしくて、他の講座もガンガン申し込んでいたみたい
我々がやってるものづくりなんて、ごいたの駒作りくらいだから、かなり亜流だよね
デザインカッターを使ったことがありますか? って聞かれたけれど、まさか、それで竹を彫ったことしかないなんて言えなかったよ
そりゃそうだ。なんなら、先生だって、デザインカッターで竹を彫ったことはないでしょう
シャドーボックスは日本では、ほぼ知名度がないから、体験講座も原価しか取ってなくて、人件費は取ってないんだって
へえ。ぼくの母親が、昔、シャドーボックスにハマっていて、家の壁という壁に作品を展示していたから、どこの家でもそんなものだと思っていた時期があったよ
先生も、旦那さんのアメリカ転勤についていったときに学んだらしいから、あっきーのお母さんも同じかもね
で、実際にやってみてどうだったの?
そんなに難しくないかなあ。どんどん紙を重ねて、厚みを出して、立体感を出すだけだから、比較的、かんたんだと思うよ。それに、紙を切って、ボンド的なるものでくっつけるだけだから、ものづくり的には入門じゃないかな。少なくともごいたの駒よりかは、かんたんだよ
そりゃそうだ。日本だと、ときどきTCGのプレイヤが、余ったカードを使ってシャドーボックスみたいなことをやっているのを見たことがあるよ
これは、先生の作品?
そうそう、今後の教室で予定している作品もあったよ。5月は鯉のぼりを予定しているみたいだね。もう片方は力作だから持ってきたんじゃないかな
終わりに
今日、お送りしたのは3階部分だけでしたけれど、この様子では他の階も楽しい仕掛けが盛りだくさん! 期待が持てますね!!
オープンまで残すところ2週間。楽しみすぎます。