HOY GAMESさんのゲームマーケット2018秋の新作『マメィ』を遊びました。
2人から4人までで遊べるカードゲームです。
寡聞にしてウィンストンドラフトという言葉を、はじめて知りました。
『マジック:ザ・ギャザリング』の生みの親である、リチャード・ガーフィルドが考案したドラフト形式だそうです。
2人プレイを想定して考案されたウィンストンドラフトと、2人~4人で遊べるカードゲームとしての『マメィ』とではドラフト形式が、やや異なります。
まず、すべてのカードを山札にして、上から3枚のカードを取って、1枚ずつ裏向きで畑に植えていきます。つまり、場には3箇所の畑と山札の計4箇所のカード置き場があります。
手番が来たら、山札から最も離れた畑にあるカードの中身を確認します。そのカードを欲しいと思ったら、カードの中身を見せないまま獲得し、不要だと思ったら表向きにして、元の畑に戻します。そして、次の畑を同じように確認します。
3箇所の畑を確認し、いずれのカードも欲しくない場合は、山札の一番上のカードをそのまま入手します。
手番を終えた時点で、すべてのカードが公開されている畑があれば、山札から裏向きのまま1枚ずつ補充していきます。
ポイントは、手番ごとに最低1枚はカードが獲得される。畑にカードが蓄積されれば、2枚以上のカードを一気に獲得できる。他プレイヤが複数枚のカードを獲得した場合、裏向きの1枚を除き、どのカードを獲得したか分かる。
などでしょうか。
『M:TG』におけるウィンストンドラフトの場合は、90枚の山札がなくなったら、ドラフトしたカードを使ってそのままゲームを始めますが、『マメィ』の場合は、獲得したカードを使って、セットコレクションを作り、出荷アクションによって勝利点を得ていきます。
セットコレクションは、同色連番や同色同値などで、より多くの枚数を、より早めに作り上げることで高得点が得られます。
他プレイヤとバッティングした結果、手番差で負けることもあるので、他プレイヤのカード獲得状況は、少しだけ気にしておく必要があります。1手番で多くのカードを獲得できれば効率的ですが、手札上限のなかでセットコレクションを作っていくことを考えると不要なカードを手札に入れる余裕はないのが悩ましいところです。
2人プレイと3人プレイを、それぞれ1回ずつ試しましたが、よくバランスが取れているように感じました。
得点ボードが2人用と3人~4人用とで異なるのですが、これがまた広すぎず狭すぎずという感じで良く出来ています。
プレイ時間は短めですが、密度は濃い目。オススメです!
あの豆、かわいいよね
井上磨さんのイラストは、愛らしさがあるよね。あの豆は、ぼくもかわいいと思った
あのドローの仕方が面白いよね。1枚だけ見えない方式が面白い。ゲーム的にも、さくっと遊べて良かった
短すぎず長すぎず、ちょうどよい塩梅だよね。まさに小箱カードゲームのお手本のようなゲームだと思った
そうそう!