2019年3月7日から始まった、SCRAPのファンクラブこと少年探偵SCRAP団の団員限定公演として開催された『カトリーエイルと月夜の怪物』。
このイベントはチケットを購入するときに「ナゾトキトランク付きチケット」というのがあり、それを購入すると公演参加時に『ナゾトキトランク』を貰うことができます。また、オリジナルグッズの中には『難解ナゾトキクリアファイル』というのが2作あって、その3作を遊んだので感想です。
尚、ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ナゾトキトランク
「ナゾトキトランク」とはナゾと物語がたくさん詰まったトランク風のボックス。
持ち帰って遊ぶことができるナゾトキセットです。
本公演の参加後に遊ぶと全ての物語がつながり、
http://scraptanteidan.com/s/n32/page/fc_realdgtour?ima=4119
より一層、レイトンの世界観を体験することができます。
ナゾトキトランクのストーリーに関しては、公演参加時に司会の森さんが「ネタバレ扱いとしてください」と仰っていたので伏せますが、けっこうグッと来るストーリーで、遊ぶ前から期待値が高めでした。
プレイ時間は、ぴったり1時間。
実質3000円なので、持ち帰り謎として、ちょっと高めな気もしますけれど、オリジナルデザインのトランクがついてくることに加え、ストーリーも魅力的だったので悪くないかな、という印象でした。
ただ、このトランク、小さめなので、何に使うかは悩みどころですね。缶バッジ入れかな……。
謎とは関係ないですけれど、個人的には、次の工程に進む判定がアナログ仕掛けだったのがポイント高めです。
最近は、LINEや専用サイトに答えを記入するとストーリーが進むという形態が多くなってきましたが、判定をデジタルに任せるのではなくアナログで工夫しているところに好感をいだきました。
難解ナゾトキクリアファイル
定番の「謎付きクリアファイル」が「団員向けに」レベルアップしました!
http://scraptanteidan.com/s/n32/page/fc_realdgtour_goods?ima=4120
いつものように紙1枚のナゾではありません。
パズル編とナゾトキ編に分けられた難解なナゾにぜひ挑戦してみてください。
SCRAPの謎付きクリアファイルは、プレイ時間が5分~15分であることが多く、あまりに歯ごたえがないので最近は控えていますが、今回は、足立結香さんが関わっていらっしゃるとのことで「買わねば……!」と意気込み、意気揚々と購入しました。
ナゾトキ編のカトリーエイルとパズル編のレイトン教授の計2種類あります。と言っても、カトリーエイルの方も、前半こそ怒涛の謎解きでしたが、後半は安定のパズルで、結局、どちらもパズルじゃーんと思ったり思わなかったり。
プレイ時間は、それぞれぴったり1時間だったので、2作で2時間。充実の物量でした。
足立さんの作品! という観点では、やっぱりレイトン教授の方が、抜きん出ているものを感じました。今回、紹介している3作は、いずれも奇跡的にプレイ時間が同じだったのですが、コストパフォーマンスや、内容の出来栄えなど、諸々勘案した結果、もし3作の内、ひとつだけしかオススメできないとなると、レイトン教授のクリアファイル謎がベストでしょう。
公演『カトリーエイルと月夜の怪物』について
本記事では『カトリーエイルと月夜の怪物』のオリジナルグッズを取り上げましたが、肝心の公演にも、もちろん参加済みで、感想を書いています。よろしければ、合わせてお読みください。
終わりに
と言うわけで、SCRAPの持ち帰り謎では、久々に「良かった!」と手放しで称賛できるクォリティでした。
関係ないですけれど、カトリーエイルかわいいですね。ゲームを遊んだときは、ちょっとその破天荒さにイラッとする瞬間もありましたが、謎解きというわずかな時間で触れると、その可愛らしさだけが目につきます。決め台詞「現実はいつも稀有なものなのです」も、良いじゃないですか。
他の謎制作団体ともカトリーエイルは、コラボが多いので、少し追ってみたくなりました。
3000円の内、500円はキャラ代でしょ。トランク代が1000円だとして、残り1500円。良かったよ! あ、原価厨じゃないよ?
お金を出したのぼくだけどね
あのトランク、取っ手がついてて良かったよ。使い勝手が良さそう。お菓子が入っててもおかしくないよ、おかしだけにね
クリアファイルの方は、どうだった?
カトリーちゃんの方が好きだったよ。稀有だったよ。コラボ感もあったし。レイトンの方は、まあ、パズルだね
足立さんのパズル、好きなんだよねー
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