雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

スピリチュアルな体験共有型ゲーム『宇宙の瞬き』の感想(微ネタバレあり)

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 グランドアゲームズさんのゲームマーケット2019春の新作『宇宙の瞬き』を遊びました。
 1人から8人で遊べる、1度しか体験できない奇妙なゲームです。
 ややネタバレを含むので、気になる方は回れ右推奨です。


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 果たして、これをゲームと言えるのか……?


 どちらかと言うと『光より遅く』に代表されるロールプレイングポエムに近しいのかなと感じました。
 レガシー系と謳われており、1度しか遊ぶことができません。メンバーを集め、山札を上から順々にめくりながら、そこに書かれているメッセージを共有したり、指示に従って考えたり、議論したりしながら進めます。
 ゲームを進めるうえで、少しずつ奇妙な感覚に包まれ、直前までとは物事の見え方が180度変わったり、ちょっとしたトリップ感が味わえます


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 と! 好意的に表現しましたが、実際、そこまでではない、という印象です。
 文字表現が大事なはずであるにも関わらず、わりと誤字脱字が多かったり、安易にWikipediaからの引用があったり……。
 そのせいで、ちょっとエセっぽい雰囲気が出てしまっているのが残念です。


 実際、秋山の感覚では遊び始めて10分くらいでテンションが一度、底まで落ちて「もう、これ以上はいいのでは?」と提案したり、カードに書かれている内容を無視して、指示に従わなかったりしました
 しかし、さらに10分ほど遊んで「あー、この姿勢はよくないな。もっと前向きに、このゲームを軸に会話を楽しもう」と前向きになってからは、むしろ積極的に会話したり、発言を始めました。
 ゲームが意図しているかどうかは分かりませんが、普段は交わさないような議論をしたりして、まあまあ、面白く時間を過ごせたかなと思います。


 結末は、やや蛇足に感じました。
 時間の無駄とは思いませんでしたが、ひとによってそのように捉えるのも分からなくはないな、と。
 こういうゲームが世に出てくることそれ自体は興味深く思えます。
 仲の良いメンバーと、たまにはちょっと違うゲームを遊んでみてもいい。そんな感じの姿勢で臨むのであれば、全然ありと言うか、楽しめることでしょう


最後のミッション、諦めちゃったね

ちょっと期待値がね

でも、そこまでは楽しかった気がする!

それはね、ぼくが盛り上げたからだよ

え、そう?

せっせと話題を振ったでしょ

そうかな? ぺこらも頑張ったよ

みんな、頑張った! ぺこらさんも、よくやった!

やったでしょ? 良かったよ

ツボ買わないでね……