雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

3人専用マーダーミステリー『SMOKER'S PANIC』の感想

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 青鬼才さんによるマーダーミステリー『SMOKER'S PANIC』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 プレイ人数は3人専用、GM不要(誰かひとりがタイムキーパーを兼任すればOK)のシナリオです
 無料で提供されており、インターネットにアクセスできる環境さえあれば誰でも自由に遊ぶことができます
 殺人は発生せず、いわゆる日常の謎系と言えます。

ゲームの感想

 舞台は人里はなれた山荘。
 いわゆる、ミステリで言うところの外界から閉ざされた環境、クローズド・サークルです。
 そんな環境で殺人事件が発生する……わけではなく、事件の規模としては極めて小さいと言うか、微笑ましいものです。
 なにしろ追求すべきは、誰が煙草を吸ったのか、という些細なものなのですから。


 議論時間は60分
 途中で新しい情報が出てくるわけでもないので、やや長いのでは? と思いましたが、情報量が多いので、ふざけあいながら、それぞれが持っている情報を共有し、議論を重ねるだけで、わりと早々に過ぎ去ってしまいました。
 ある役のプレイヤーが認める場合に限り、20分の延長戦がルール的に許されていますが、特に延長はせず、60分でゲーム終了、投票に移りました。


 プレイ後の結論としては、大満足の一言
「誰が煙草を吸ったのか?」という規模こそ小さいものの、シナリオはじっくりと練り込まれており、骨太の作品だと感じました
 60分間もダレることなく議論をつづけられるという点からしても、その重厚さは推し量れるのではないでしょうか。


 舞台が現代であることと、登場人物が全員、煙草大好きな女子大生という一般人であることも良かったです
 スムーズに世界観に入り込み、等身大の演技ができました
 敢えて言うなら、どの娘も性格がちょっとキツいと言うか、当たりが強いことでしょうか。私は誰とでも丁寧語で接したい方なので、ドーン! というキャラクターは、ちょっと苦手なんですよね……。

一緒に遊んだぺこらさんとの対談

終わりに

 王道のマーダーミステリーとはちょっと違いますけれど、骨太で味のあるシナリオですので、慣れてきたプレイヤーには、是非、体験していただきたい作品です。