雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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目指せ意識高い系『意識の階段』の感想

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 鳴海製作所娯楽部さんのゲームマーケット2019春の新作『意識の階段』を遊びました。
 2人から5人で遊べるカードゲームです。


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 鳴海製作所娯楽部さんは、今までブラック企業や社畜をテーマにしたような作品が多かったですが、今回は、意識高い系がテーマです
 ゲームの雰囲気は、ストーリーを読んでいただければ、すぐに分かると思います。

今はまだヒヨッコな君達は、ASAPで意識の階段を登りつめ、結果にコミットしなければなりません!
ですが同世代のライバル達もただのオブザーバーではありません!
彼らは時にあなたに対してデメリットとなるレッテルを貼る妨害をしてきます。
あなたはこのイシューをリバイズしながら一流のビジネスパーソンを目指すのです!

http://gamemarket.jp/game/%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%AE%E9%9A%8E%E6%AE%B5/

 まあ、だいたい分かりますよね?


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 ゲームの目的は、意識の階段を5000兆段、登ることです
 手番が来たら、手札から1枚をプレイして、自らの見た目をよくしたり、才能を育てたり、肩書を獲得したりしつつ、意識の階段カード(250兆段~1500兆段)を出して、5000兆段を目指します。
 運の要素が強めで、1000兆段や1500兆段などの強いカードを引ければ勝利は、それだけ近づきますが、自らの外観・才能・肩書を高める称賛カードの他、他プレイヤの外観・才能・肩書を貶めるレッテルカードと呼ばれるお邪魔カードもあり、あまり突っ走っていると、どんどんレッテルを貼られて、足を止めざるを得なくなったりします。


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 ゲームとしては、シンプルな仕上がりですが、やはりテーマが良いですね。
 少なくとも秋山はブラック企業や社畜がテーマの過去作よりかは、楽しくプレイができました。少し遊ぶひとを選ぶかもしれませんが、親和性があるメンバーを選べば盛り上がることでしょう


めっちゃ登ったよ! どんどんどんって登ったよ!!

ぼくの手元には250兆段とか、500兆段のカードしか来なかったから、1000兆段とか、1500兆段とかのカードが、ぺこらさんの手元から出てきたときに「えっ、ずるくない!?」って思ったよ

あっきー、なんかカード出せてなかったよ

ぺこらさんにつけられたレッテルのせいだよ!!

手札のなかで邪魔だったんだよう。レッテル、レッテル、階段みたいになっちゃってさ

まったくひどい争いだった……