雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ボードゲーム『Geminoa』の感想

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 Domina Gamesさんのゲームマーケット2020秋の新作『Geminoa』を遊びました。
 ポーンさんによるデザインで、1人~2人用のカードゲームです。

ゲームの概要

 ポーンさんはDomina Gamesで『Blade Rondo』をリリースされ、その後、拡張を4作ほど出されていましたが、今回は新作となります。
 デッキ削減対戦ゲームと銘打たれており、お互いに同じ内容のデッキを手に、圧縮しつつ戦うことになります

風栄社 Geminoa カードゲーム FCG-GE016B

風栄社 Geminoa カードゲーム FCG-GE016B

  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ゲームの感想

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 デッキの圧縮がテーマということで、遊ぶ前は、ポーンさんが冒険企画局からリリースされた『さかな、さざなみ、さようなら』に近しいのかなと感じました。
『さかな、さざなみ、さようなら』は非常に哲学的なゲームで、ポーンさんらしさのあるデザインだったので、それを2人用にした『Geminoa』がどういったものなのか、楽しみにプレイしました。



 遊んでみた感想ですが、どちらかと言うと『さかな、さざなみ、さようなら』の発展型というより、BakaFireさんの『桜降る代に決闘を』を意識した作品なのかなと感じました
『桜降る代に決闘を』は2柱のメガミを選んだ後、計22枚のデッキから今回のゲームで用いる10枚を構築して遊びます。
 しかし『Geminoa』の場合は初期30枚の完成済みデッキから、ゲーム中にどんどん圧縮して、自分好みのデッキを構築していくという仕組みです。


 デザインとしては非常に興味深く感じましたが、やはり30枚だとパターンに限界があり、ちょっと多様性に欠けるかなとも感じました。
 今後『Blade Rondo』と同じように拡張がリリースされれば、ゲームに幅が生まれそうな気もしますが、単純にカードを増やしてしまうと、デッキ削減というテーマと反するような気もして……ポーンさんがどのようにデザインするか、楽しみでもあります。
『Blade Rondo』が面白かった方も、きっと楽しめます。

ソロモードについて

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 1人でも遊べるということで、ソロモードも用意されていますが、こちらはランダム要素のあるパズル感のあるゲームでした。
 意外に難易度が高く、何度か失敗しましたが、星鯨のちからを借りてなんとかクリアできました。

一緒に遊んだぺこらさんとのラジオ

終わりに

 非常に興味深いデザインでした。
 拡張のリリースが楽しみですね。