すゞひ企画さんの第8回公演『サラバ、偉大な魔法使い』に参加してきました。
初日初回公演に参加しましたが、平日夜とは言え、満席になっておらず驚愕しました。すゞひ企画さんは、最も推している団体さんなので、この記事で興味を持ってくださった方は、是非、会場に足を運んでいただければと願う次第です。尚、ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
イベントの概要
すゞひ企画さんのイベントは、ベースとして演劇と体験型ミステリーの融合にあります。
おおまかな流れとしては、まず1時間ほど演劇パートがあります。今回はラビリンス奇術研究会の発表会というストーリーなので、役者さんによる演劇を交えたマジックショーを見ることになります。
演劇パートの最後には、殺人事件が発生します。その後、それまで客席から舞台を見ていた観客は、殺人事件を捜査する探偵となり、制限時間1時間の間、会場を奔走し、役者に話しかけるなどして証拠や証言を集め、捜査シートを書いて提出します。
ゲームパートが終わると、解説を兼ねた演劇パートが30分ほどあります。
流れとしてはリアル謎解きゲームに近しいですが、いわゆる謎解き要素は少なく、どちらかと言うと物語を理解し、どっぷり浸かっていくイメージです。
ゲームの難易度
秋山が参加したのは1月8日の18:50回ですが、全10チームが参加し、そのうちの2チームが200点~250点、残り8チームが150点~200点でした。
初日初回公演は、積極的なプレイヤーが多く集まりがちなので、今までのすゞひ企画さんのイベントのなかでも、かなり平均点は高めです。
尚、上位2名に入ると役者さんのサイン入り色紙をもらうことができます。
感想
2020年ベスト公演です……!
と、言いたいところですが、公演終了後に「次の公演は、今年の5月です!」と告知があり、すゞひ企画さん自身によってベストの座が塗り替えられてしまう可能性があリますけれど。
いずれにせよ、暫定ベストなのは間違いありません!
とにかく、ストーリーが良いんですよねえ。
心に染み込むと言いますか……。
いわゆる、今風な表現ですが、別にエモくはないんですよ。
観客を泣かしに来ていたり、無理やり感動させようとか、そういうのではないんです。そっと静かに心に問いかけてくるというか、振り返るとしみじみと感動するというか。
脚本を書かれている鈴木秀明さんの優しさに包まれる感じです。
マジックショーも良かったです!
最初は、普段からマジックをされている方が、演劇の世界に入ってきたのかと勘違いしました。逆なんですね。演劇の方が、がんばって練習されて、マジシャンとしてリアルな演技をされたんですね!
これは、ちょっと革命的ではないでしょうか。
しかも、その上に体験型ミステリーまで乗っているわけで、伝説的な公演と言ってもいいかもしれません。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
今回、今までのなかで一番よかった。一番、好きなストーリー!
それ、毎回、言ってない?
そうかな?
でも、非常に良かったのは同意するよ
マジック、上手かったよね! どれくらい練習したのかなあ
分からないけれど、ひとりで練習できるものもあれば、条件が固定されるであろうものもあるから、練習するにしても大変だったと思うよ
2位になれたね! チームに恵まれたねー
そうね。今までに2度、色紙を貰っていると仰られていたし、ミステリーナイトも経験者みたいだったしね
仕事仲間で謎解きが趣味っていいよね! きっと、お仕事でも抜群のチームワークを発揮してるに違いない!!
終わりに
良かったなあとしみじみ思いつつ、改めて公式サイトを見てみたら、前売り一般で6500円だったんですね! 価格、見てなかったけれど、ずいぶん上がりましたね……。
でも、このレベルのゲームが遊べるのは、すゞひ企画さんだけ! これからも応援し続けます!!