雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第3回『グルームヘイヴン』プレイ日記(ネタバレあり)

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 少しずつ書いている『グルームヘイヴン』のプレイ日記ですが、今回で第3回となります。
 相変わらずネタバレ盛りだくさんですので、事前知識ゼロで楽しみたい方は、くれぐれもご注意ください。

前回の紹介

 この記事は第3回となります。
 前回未読の方は、こちらからどうぞ。

ネタバレポリシーについて

 本プレイ日記は、下記基準に基づいてネタバレする/しない、します。

・記事の冒頭に列記したシナリオのみネタバレする。
・その過程における変革と実績はネタバレする。
・冒険の過程における封印の箱と封書はネタバレする。
・街イベント、街道イベントはネタバレしない。
・固有シナリオを持つ一部個人クエストはネタバレする。
・街の記録帳はネタバレする。

 不用意なネタバレには注意する所存ですが、うっかりはありえますので、危ない場合は迅速なるブラウザバックを推奨します。

グルームヘイヴン 完全日本語版

グルームヘイヴン 完全日本語版

  • 発売日: 2020/02/02
  • メディア: おもちゃ&ホビー

この記事でのネタバレ範囲

 本記事でネタバレする予定の28シナリオは、下記の通りです。

6,7,8,10,12,13,15,17,20,21,28,29,30,34,35,36,42,45,49,50,55,56,57,58,61,62,80,81

 前段が長くなりましたが、そろそろ始めましょう。
 プレイ日記の第3回です。

承前「続・先史の研究」

 逢魔ヶ港市街を十分に繁栄させたまったりにゃんこ村は、その旅の終着点としてヴィジルの天守を選んだのだった。かつて同じ村で、寝食を共にしたもっちぃとの再会、そして別れ……。
 盗んだ馬で走り出しながら、サンストーン、かいさん、だいそん、そしてエメラルドの4人は、示し合うことなくバラバラの方向へと馬首を向けた。大の仲良しだった4人は、まったく同じ瞬間に、それぞれの人生の目標を達成し、引退を決心したのだった……。

第12章「次元放浪編の幕開け」

 かくして、まったりにゃんこ村は廃村となった。
 グルームヘイヴンの地を舞台とした物語は、重商政権に始まり、亀裂の修復、遺物の浄化、竜族の救援、《声》の解放、そして《逢魔》の終焉に至り、ひとつの終わりを見出したのだ。
……しかし、歴史はifを問い掛ける。
 もし、ジェクセラに与しなかったら?
 もし、竜を殺し、《声》を封印していたら?
 もし、魔神公と出会い、忠誠を誓っていたら?
 もし! もし! もし……!
 採らなかった選択肢の向こう側、ありえたかもしれないグルームヘイヴンの地平を見定めるべく、立ち上がった双つの影があった。その名は、ソーボーンズのほねっこと、サモナーのガーネット。世界の変革を無視し、場面から場面へと次元移動することを由とする彼らは、まったりにゃんこ村……ではなく、そのオルタナティヴなる側面、おさんぽわんこ村の村人であった!!

と言うわけで、グルームヘイヴン2周目。やっていきましょう

いえーい!

第13章「ある商人の死」

前回までの……

あらすじー!

《眠れる獅子》亭でくだを巻いていたおさんぽわんこ村の面々。やってきた女商人ジェクセラの10ゴールドという報酬に惑わされ、黒盛り塚へと向かい依頼をこなしたが、どうにもきなくさい気配を拭い去れなかった。
 ジェクセラの屋敷を出たところで会ったクワトリルのアルギーズと手を組み、ジェクセラの企みを阻止すべく逢魔ヶ倉庫へと向かった。
 アイノックスの護衛に手間取っているうちにジェクセラを逃してしまうが、《予言者》の神殿において妙に聞き覚えのある謎のヘイズサーの協力を得て、活力の岩屋を経て、死霊術師の聖所へとジェクセラを追い詰め、見事、撃破するのであった。
 それだけでは飽き足らず、おさんぽわんこ村は、さらに次元移動を繰り広げ、逢魔ヶ広場Bへと向かい、その世界線においては屍者の軍勢を率いて挙兵したジェクセラを、衛兵と共に討ち果たしたのだった。かくして侵略は終焉を迎え、ある商人の野望は、完全に潰えたのであった……。

ジェクセラさん死亡ルート、2つもあったんだね。3ルート中、2ルートで死亡って、我々、最初の選択では少ない方を引いていたんだね

死にやすいんだね、ジェクセラさん

けっこう正義に従う選択を採っていくと、いずれかのルートに入るような気がするから、そうだね。運命力が低いとも言えるね

第14章「闇の縁」

前回までの……

あらすじー!

《眠れる獅子》亭でくだを巻いていたおさんぽわんこ村の面々。やってきた女商人ジェクセラの10ゴールドという報酬に惑わされ、黒盛り塚へと向かい依頼をこなしたが、その関心は盗賊の首領が有していた、謎めいた巻物に向いていた。
《逢魔》なる存在に関する記述に導かれるように、呪われし者の聖堂に辿り着き、カルト集団の好意を勝ち得るのもまた一興と判断し、朽ちゆく聖堂を訪ね、不死者どもを一掃したのだった。
 そのときだ。暗がりにひとりの男が現れた。カルト集団の偉い人と思しき、その人物の依頼を受け、逢魔ヶ倉庫、《予言者》の神殿、そして死霊術師の聖所へと赴き、カルト集団の邪魔となるジェクセラを撃破したのだった。こうしてカルト集団の信頼を十分に勝ち取ったと判断した、おさんぽわんこ村は、外なる儀式の場を訪ね……、

えっ、騙された!?

……やられたね

なんなの「そんなに簡単に、我々が慈悲を垂れると思ったのか!?」とか言っちゃってさー、カルト集団のために働いたんだから、もっと優しくしてくれてもいいじゃない。おこだよ、マジおこだよ!

そうね、カルト集団に入信させてくれても良かったよね

 憤りを隠せないおさんぽわんこ村の面々。
 怒りのままにチェーンソーを振り回した結果、カルト集団は全滅したのであった。
 そのときだ、目の前に黒い亀裂が開け、《逢魔》のものと思しき声が響き「来給え。わが身と会え。わが地所に足を踏み入れるがよい」と優しげに招待してくれたのであった。《逢魔》から直々にお褒めの言葉がいただけるなんて! 喜び勇んで、おさんぽわんこ村は亀裂に飛び込み、《逢魔》の聖域へと落ちていった。

って、まぁた、騙された!?

……やられたね

なんなの「また、引っかかりおったな」とか言っちゃってさー。《逢魔》のために働いたんだから、もっと優しくしてくれてもいいじゃない。おこだよ、マジおこだよ!

そうね、新たなカルト集団の教祖にしてくれても良かったよね

 今度こそ憤りを隠せないおさんぽわんこ村の面々。
 怒り狂ったようにチェーンソーを振り回した結果、《逢魔》の聖域はズタズタに破壊され、おさんぽわんこ村は無事に現世に戻ってくることができたのだった……。

第15章「木々を取り戻せ」

 現世に戻ってきたおさんぽわんこ村は、森でリフレッシュしたいと考え、刃ヶ森の触の神殿を訪ねたのであった。
 その後、おもむろに人生の目的を思い出したガーネットは、霧煙る茂みと盗賊の森を渡り歩き、そして……

引! 退!

いいなあ、私も早く引退したいよ

 ガーネットと別れ、とぼとぼと宿に戻ったほねっこ。
 愛用のチェーンソーを枕元に置き、寝台に身を横たえ、眠ろうとしたとき、暗がりに何者かが佇んでいることに気がついた。そこにいたのは、ガーネットと同じヘイズサーであった。しかし、異界から召喚獣を呼び寄せるサモナーではない、闇に潜み、影から影へと跳び回るナイトシュラウドであった。
 その名は、オパール。
 こうして、ほねっことオパールのふたり旅が始まったのである。

第16章「拝魔政権の幕開け」

前回までの……

あらすじー!

《眠れる獅子》亭でくだを巻いていたおさんぽわんこ村の面々。やってきた女商人ジェクセラの10ゴールドという報酬に惑わされ、黒盛り塚へと向かい依頼をこなしたが、その関心は盗賊の首領が有していた、謎めいた巻物に向いていた。
《逢魔》なる存在に関する記述に導かれるように、呪われし者の聖堂に辿り着き、カルト集団を徹底的に叩き潰すために、廃聖堂で大暴れしたとき、そこには虚空の彼方へと続く亀裂が残されていた。
 今とは違う今、此処とは違う此処において、まったりにゃんこ村が、あるヘイズサーの術師の協力を得て閉じた亀裂の向こう側へ、おさんぽわんこ村は躊躇なく飛び込んだのだった。

おさんぽわんこ村って、フリーダムだよね

散歩、大好きだからね

 元力の次元界を訪ね、魔神の任務を受けたおさんぽわんこ村。忠誠を誓うべく、諸元素の神殿を訪ね、そこで得た遺物を献上し、狭間胸壁Aにおいて魔神とグルームヘイヴンへと侵略したのであった。衛兵隊長を血の海に沈めると同時に、逢魔ヶ港市街は軍事政権から魔神公を奉る拝魔政権に移ったのだった……。
 しかし! おさんぽわんこ村の好奇心は留まるところを知らない。狭間胸壁を、また異なる角度から見たいという気持ちが抑えきれず、すぐさま狭間胸壁Bへと次元移動。今度は衛兵と共に魔神軍を討ち果たし、人間社会を守り抜いたのである……。

このルートは、かなり面白かったね。ジェクセラさんが序盤のボスで、《逢魔》がラスボスとするならば、この魔神公は中盤のボスという位置づけなんじゃないかな?

そうかも

魔神公に関連するシナリオは、まだ残っているから、もう少し次元移動しようか

その前に行きたいところがあるの

 ほねっこがおもむろに歩き出す。
 その手の中で、物言わぬチェーンソーが悲嘆に咽ぶように回転を始める。
 彼が向かった先は捜査本部、そしてその先にあった流血の荒屋。
 復讐を終えたとき、彼の頬には目から零れ落ちた、透明な涙があった……。

引退したー

おめでとう

次は、この雷のひとやってみようかな。電撃の魔法が得意なキャラかも

 おさんぽわんこ村を静かに去ったほねっこ。
 取り残されたオパールは、ナイトシュラウドらしく暗がりへと移動しようとして、傍らに立っていた巨体に気がついた。大きな影を落とす、その巨体の持ち主はバーサーカーのあるそっくすであった。

第17章「秩序の崩壊」

 まずは肩慣らしのため、力の社と失われし島をお散歩し、その足で焦土の頂を目指し、往古のドレークに死を与え、深みの社を訪ねて笏を得た後、《声》を封印していった。勝手気ままなるお散歩ライフである。

笏ってなんだろう? おじゃる丸が持ってるやつ?

違うでしょ。役小角が持っていそうな、細長い棒の端に丸い輪がついていて「しゃんっ」って鳴るやつでしょ

でも、Google画像検索すると、おじゃる丸が持ってるのが出てくるよ

ほんとだ……! 申し訳ない、嘘吐いた

 一通り if を堪能した後、おさんぽわんこ村は、かつて狭間胸壁において魔神公から受けた命令を思い出し、謀反の沼地を訪ねたのであった。拝魔政権を覆し、人間社会が再び復興する可能性を潰すべく、傍若無人なる振る舞いを繰り広げた後、オパールが、ぼそっと呟いた「終わった」と。
 そして、あるそっくすが振り向いたとき、もう、そこにオパールの姿はなかったのである。

引退ー

いいなあ、私、バーサーカー苦手だから早く引退したい……

 消えたオパールを探すことを諦め、ひとりで帰路についたあるそっくす。
 街道沿いに熊がいた。
 無言で武器を構えるあるそっくす。しかし、どうも様子がおかしい。
 熊には戦意がないどころか、妙に人懐っこさすら覚える。
「誰かに飼われているのか?」
 語りかけるあるそっくす。しかし、応えの言葉はない。奇妙に思っているうちに、街道を駆けてくる小さな姿があった。ビースト・タイラントのダイヤであった。かくして、ヴァームリングのダイヤと、戦熊のモンドのコンビが、おさんぽわんこ村に入村したのであった。

コマ、見つかって良かったね

まさか、本体と飼い熊の2つともコマがあるとは思わなかったね。危うく召喚獣トークンと組み合わせて遊ぶところだったよ

 次元移動を繰り広げ、おさんぽわんこ村は冥府の玉座を訪ね魔神公を討ち果たし、亡霊砦を訪ね魔神公の支配を覆し、徹底的に人類の味方をした。しかし、旅の締めくくりとして選んだのは謀反の根城であった。そこで人類の最後の望みたる攻城砲を完膚なきまでに破壊し、人間が連綿と築き上げてきた秩序を崩壊させ、魔神の魔神による魔神のための世界の幕開けに貢献したのであった……。

まったりにゃんこ村では、名声を上げるべく頑張ったから、おさんぽわんこ村では逆に名声を下げるプレイを心がけたけれど、なかなか下がらなかったね

一応、この〈秩序の崩壊〉に辿り着くルートだけ報酬を貰っていったけれど、駄目だったね

街や野外含め、徹底的に悪に徹さないと名声マイナス20は無理っぽいね……

 魔神が闊歩するグルームヘイヴンに背を向け、おさんぽわんこ村は最後の冒険へと向かった。目的地は、点滅灯台。そして、その地下にあった魂の奈落。
……その後、おさんぽわんこ村の面々を見たものはいなかった。
 あるそっくすも、ダイヤ&モンドも帰ってこなかったのだ。果たして、人生の目的を達成し、危険な傭兵稼業を引退したのか、はたまた新たなる可能性を求めて、異なる次元へと去っていったのか。彼らのその後は、誰も知らない……。

次回予告

『グルームヘイヴン』プレイ日記、第4回!
 帰ってきた、まったりにゃんこ村。
 古代技術を解き明かし、勇敢であることを証明する!?

終わりに

 と言うわけで、プレイ日記第3回でした。
 今回のプレイ時間は約41時間なので、今までの分と合わせると合計129時間。ついに100時間を突破しました……! そしてクリアしたシナリオ数は、計67シナリオ! 既にシナリオ#51以前はすべて終えています。未引退のキャラクターも残すところ、2種類となりました。
 次回もお楽しみに!