雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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2人で会話しながら推理するTRPG『雨やみ探偵』の感想


 らしょちゃんさんによる2人協力型謎解きTRPG『雨やみ探偵』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 本作は、妙楽さんによる某作を、らしょちゃんさんがプレイヤーが遊べるTRPGの形に編集・創作したTRPGです
 プレイヤーは2名、GM必須です。
 プレイヤーは探偵の助手となり、3つの殺人事件の犯人を推理します。
 フルプレイ時間5~7時間の大作です。

ゲームの感想

 激烈に面白かったです
 2人用のTRPGで、協力型で、謎解きで、推理要素があるなんて好みと好みと好みを掛け算したような作品です
 クリアに要した時間は、ちょうど7時間。制作者のらしょちゃんさんにGMを対応いただきましたが、ほんとうに長時間お付き合いいただき、感謝しかありません。
 たっぷりと時間をかけて、極上の謎を心ゆくままに楽しむことができましたし、雰囲気を盛り上げるBGMや演出等、ほんとう最初から最後まで最高でした


 TRPGとジャンル分けされていますが、ダイスを振ったり、判定したりといったことはしません。
 探偵の助手になりきったつもりになって事件の犯人を推理するので、ロールプレイしながら自由度の高い推理ゲームを遊ぶ、という感じでした。
 基本的には、出題編があって、回答したら解決編があるという流れです。
 最初に問題を聞いたときは、


え、なにがなにやら、さっぱりなんだけど? どういうこと??


 ってなるんですけれど、プレイヤー同士で対話を重ねながら、整理していくと自然に解き明かされていく難易度が絶妙です
 微グロ、微センシティブとありますが、確かにちょっと眉をひそめるような展開もあるので、自分の苦手を理解されている方は、事前にそれとなくGMに確認しておいた方が良いかもしれません。

キャラ紹介


 ぺこらさんにイラストを描いてもらったので、せっかくなので紹介させてください。
 兄逢魔ヶ刻チルと妹の逢魔ヶ刻サクラです。
 チルは「散る」ではなく、チルアウトを省略した流行語の「チル」に由来します。

終わりに


 TRPGの文化に疎くて恐縮ですが、本作はゲームを遊んだプレイヤーが次のGMになる、GMバトンリレー式という形式だそうです。
 わたし自身、TRPGのGM経験はゼロですし、ココフォリアの扱いにも慣れていないので、完璧な対応はできないので知人限定とさせていただきますが、興味のある方はご連絡ください。